地温上昇対策で守る夏の作物と収量の土台

地温上昇は根を傷め、収量を大きく下げる原因になります。マルチの色選びやかん水のタイミングなど、正しい対策を知っていますか?

地温上昇対策|農家が今すぐ実践すべき方法と知識

黒マルチを夏も使い続けると、土壌温度が気温より5℃以上高くなり、根が傷んで収量が最大3割も落ちることがあります。


🌡️ 地温上昇対策|この記事のポイント3つ
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マルチの色を正しく選ぶ

夏場の黒マルチは地温を気温より5℃以上も高くします。白黒マルチや敷きわらへの切り替えが、根傷みと収量低下を防ぐ第一歩です。

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かん水は朝夕のみが鉄則

日中の高温時にかん水を行うと根を傷める原因になります。地温が下がっている早朝・夕方に行うことで、根の健全性を保てます。

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土壌改良で根域を守る

有機物を増やして保水力・通気性を高めると、高温下でも根の活動が維持されます。バイオスティミュラント資材の活用も有効な選択肢です。


地温上昇とは何か|農業被害を左右する土壌温度の基礎知識


地温(土壌温度)とは、地面の表面から深さ5〜10cmほどの土の中の温度のことです。気温とは別に変化し、特に夏の晴天日には気温を大きく上回ることがあります。


農作物の根は、土の中でしか生きられません。つまり根の周囲の環境=地温が、作物の生育を直接左右するわけです。


これが大切な点です。


研究によると、土壌温度が35℃を超えると多くの野菜で根の活動が鈍化し始め、40℃を超えると根の成長がほぼ停止します。さらにハウス栽培では地温が40℃を超えるケースも報告されており、根の呼吸に必要な酸素消費量が通常の1.5〜2倍に達することもあります。


気温は感覚でわかりますが、地温は目に見えません。だからこそ、見落とされがちな被害リスクでもあります。


農林水産省の調査によれば、令和6年(2024年)は観測史上最も暑かった令和5年をさらに上回る高温年となり、農産物の生育障害や品質低下が各地で報告されています。ある調査では農業生産者の約58%が「猛暑などにより収穫量が減少した」と回答しており、地温管理の重要性はかつてなく高まっています。


農林水産省「令和6年 地球温暖化影響調査レポート」(地温や高温障害による農産物被害の最新状況が確認できます)


地温上昇が引き起こす高温障害|根・収量・品質への具体的ダメージ

地温が上がりすぎると、作物にはいくつかの段階でダメージが生じます。まず根の先端(根端)の伸長が止まり、新たな吸水・吸肥ができなくなります。


特に浅根性の野菜(きゅうり、トマトレタスなど)は、マルチ下で地温が35℃を超えた段階で根端の成長停止が起こりやすいとされています。土壌の乾燥ストレスと養水分の欠乏が同時に進むため、後半の樹勢が急激に落ちるのが特徴です。


稲の場合も同様で、登熟期に気温が35℃を超え続けると収穫量が通常より10〜30%減少するケースが報告されています。これはテニスコート1面分の田んぼに換算すると、数十キログラム単位の損失です。


品質面でも、果実の着色不良、白未熟粒の発生、糖度ムラといった問題が地温上昇と連動して起きます。


市場価値が下がれば農家の収益に直結します。


つまり地温上昇は「見えない収量泥棒」です。


アグリスイッチ「米を守る!高温障害対策で収量と品質をアップさせる方法」(稲における高温障害の機序と対策が詳しく解説されています)


地温上昇対策の基本|マルチの色選びが収量を左右する理由

多くの農家が「マルチは黒でいい」と考えがちですが、夏の地温対策においてはこれが大きな落とし穴になります。


シェア畑栽培研究室が東京都西東京市の圃場で行った実験では、4月から5月にかけて黒マルチ・白マルチ・銀マルチ・マルチなしの4区画で地温を1時間おきに測定しました。結果として1か月の平均地温と気温の差は、黒マルチが+3.85℃、銀マルチが+2.67℃、マルチなしが+1.42℃、白マルチが+1.04℃でした。


注目すべきは「銀(シルバー)マルチ」です。「地温上昇を抑制する」と広く信じられているにもかかわらず、日中の地温上昇は黒マルチに次いで高いことがわかりました。つまり銀マルチは「夏の地温抑制」という目的だけを見れば、期待外れになりやすい資材です。


地温上昇抑制を最優先にするなら、選ぶべきは白マルチまたは白黒マルチです。


| マルチの種類 | 地温抑制効果 | 防草効果 | 害虫忌避 |
|---|---|---|---|
| 白マルチ | ◎最強 | △弱い | △ |
| 白黒マルチ | ○高い | ○強い | △ |
| 銀マルチ | △実は低い | ○強い | ○アブラムシ等 |
| 黒マルチ | ✕地温上昇 | ◎最強 | △ |


夏の地温対策が目的であれば、白黒マルチが「地温抑制+防草」を両立できる現実的な選択肢です。


シェア畑栽培研究室「何色のマルチが適している?実験記録大公開」(各マルチの実地温データが公開されています)


地温上昇対策として見直す敷きわら・もみ殻の使い方

マルチシートの代わり、または補完として使われているのが敷きわらやもみ殻によるマルチングです。


通気性があるため、高温期は地温上昇を抑えながら土壌水分の蒸発も防いでくれます。


これが地温上昇対策として有効な点です。


プラスチックフィルムと違い、断熱しながら呼吸もできる構造は、夏の根域保護に向いています。


ただし注意点があります。秋から冬にかけて敷きわらをそのままにしておくと、太陽光を遮断してしまい、地温の上昇を妨げる逆効果になります。つまり季節によって「良薬にも毒にもなる」資材です。


また、黒マルチを使い続ける場合は、夏になったらその上に敷きわらや刈り草を厚めに重ねる方法も有効です。黒マルチへの直射日光を遮ることで、地温の上昇がかなり抑えられます。


もみ殻は保水性と断熱性を兼ね備えており、入手しやすい地域では積極的に活用したい資材です。東京都の農業技術センターの資料でも「もみ殻で土壌を被覆し、地温上昇の抑制と土壌水分の蒸発抑制に努める」ことが推奨されています。


東京都農業技術センター「高温に対する農作物等の技術対策」(敷きわらやもみ殻の活用法など、実践的な対策が記載されています)


地温上昇対策に効くかん水のタイミングと方法

かん水のタイミングを間違えると、地温上昇対策として行ったつもりが逆に根を傷める原因になります。


これは意外と見落とされがちです。


日中、気温と地温がともに高い時間帯にかん水を行うと、熱した土壌に冷たい水が触れることで根に急激な温度変化のストレスが加わります。さらにかん水後の水が停滞すると湿害にもつながります。複数の都道府県農業試験場の資料でも「高温時のかん水は根痛みを起こすことがあるため、朝夕の涼しい時間帯に実施すること」と明記されています。


朝夕のかん水が基本です。


かん水の目安量については、千葉県の技術対策資料によると黒ボク土では4〜6日おきに20mm(生育初期)〜30mm(生育盛期)、砂壌土では3〜4日おきに10〜20mmが基準となっています。土壌の種類によって適切な量が変わるため、圃場ごとの確認が必要です。


地温を下げるという目的だけで大量のかん水を行うことも避けるべきです。


過かん水は根腐れや病害を誘発します。


少量多回数で土壌水分を一定に保つのが理想的な管理です。


土壌水分センサーを導入すると、目視では判断しにくい水分量をリアルタイムで把握でき、かん水の過不足を防ぐ助けになります。


地温上昇対策における遮光ネットの選び方と設置方法

施設栽培・露地栽培のどちらでも使える地温上昇対策が、遮光ネットの活用です。


遮光ネットは直射日光を遮ることで、土壌表面からの熱の入り込みを抑えます。その結果として地温の過剰な上昇を防ぎ、同時に葉面温度の上昇も抑制できます。


遮光と地温対策を同時に行えるのが利点です。


遮光率の選び方は作物によって異なります。葉物野菜(レタス、ほうれん草など)には60〜70%程度の遮光率が適しており、光をある程度通しながら高温を避けられます。果菜類(トマト、きゅうり)は30〜50%程度が目安で、光合成能力を落とさずに温度を管理できます。


色については、白色系ネットが遮熱性に優れており、ハウス内の温度上昇を抑えつつ内部を明るく保てるメリットがあります。黒色ネットはUV劣化に強く長持ちしますが、遮熱効果は白色より劣ります。


注意点として、遮光ネットはあくまで「温度上昇を緩やかにする」資材であり、温度を下げる機能はありません。ネット自体が熱を持ちにくくなるため「上昇がゆっくりになる」という理解が正確です。


施設栽培では、妻面・側面の開放や換気扇の活用と組み合わせることで、遮光ネット単独よりも高い温度管理効果が得られます。


農業資材ドットコム「農業用遮光ネットの効果とは?遮光率や色・織り方の種類と選び方」(用途別の遮光ネット選びのポイントが詳しく解説されています)


地温上昇対策と土壌改良|有機物と根域を守る土台づくり

地温上昇が起きた時に、作物がどれだけダメージを受けるかは土壌の状態によって大きく変わります。


これが土づくりが重要な理由です。


保水力・通気性・排水性が高い健全な土壌は、高温時でも地温の急激な変化を緩和します。特に有機物(腐植)が豊富な土壌は、水を一定量保持しながらも余分な水を排水できる「スポンジのような構造」を持ちます。このスポンジ構造が、地温の緩衝材として働くわけです。


具体的には、作土深を15cm以上確保した上で、堆肥などの有機物を施用することが推奨されています。稲作では適度な有機物投入が高温年における白未熟粒の発生を抑えることも確認されています。


近年、農業現場で注目されているのが「バイオスティミュラント」と呼ばれる資材です。植物本来の防御機能を活性化することで、高温・乾燥ストレスへの耐性を高める効果が期待されます。農薬でも肥料でもなく、植物の力を引き出す"補助剤"という位置づけです。


高温期には速効性の化学肥料を与えすぎると、地温上昇と相まって根を傷めやすくなります。夏の施肥緩効性肥料や液肥を中心に切り替えると安全です。


アグリジャーナル「高温障害・乾燥から作物を守るには?土壌の保水力・保肥力を向上させるには」(バイオスティミュラントと土壌管理の連携について詳述されています)


地温上昇対策を施設栽培で実践する|ハウス内温度管理の具体策

施設(ハウス)栽培は露地に比べて地温が上がりやすく、密閉構造のため熱がこもりやすいという特性があります。


施設内だから安心とは言えません。


基本的な対策は、妻面と側面の開放による換気です。これにより外気との熱交換が進み、ハウス内の気温・地温ともに下がります。換気扇や循環扇を追加すれば、さらに効率が上がります。


遮光資材(ネット・フィルム)のハウス外張りも有効です。外側から日射を遮ることで、内部への熱の侵入自体を防げます。農業用散乱光型POフィルム(例:東罐興業のトーカン グッドクール)のように、地温上昇を抑制する設計の資材も存在します。


地下水の冷熱を活用した「ナチュラルエコ371」のような冷却システムも、近年注目されています。地下水は夏でも15〜17℃程度で安定しており、この冷熱をハウス内の空気調整や地温管理に活用できる仕組みです。初期コストはかかりますが、長期的なランニングコスト削減が見込めます。


育苗箱はコンテナやブロックでかさ上げして風通しをよくすることも、地温対策の一環として有効です。


アグリジャーナル「農業WEEKで発見!施設園芸の温暖化対策に役立つ注目製品3選」(最新の施設内地温対策製品の情報が確認できます)


地温上昇対策における高温耐性品種への切り替えという選択肢

マルチや資材による対策と並んで、根本的なアプローチとして「高温耐性品種への切り替え」があります。


これは「対策」ではなく「体質改善」です。


農林水産省や各県農業試験場が認定している高温耐性水稲品種には、「きぬむすめ」「つや姫」「にこまる」「なつほのか」「新之助」「雪若丸」「にじのきらめき」などがあります。これらは高温にあっても白未熟粒が発生しにくく、品質・収量を一定に保てる特性を持っています。


ただし、品種変更には試験や許認可の確認が必要なケースもあります。比較的取り組みやすいのは「作期(栽培時期)の変更」で、最高気温が下がる時期に収穫が重なるよう播種時期をずらす方法です。地温が最も上がる8月を登熟期から外すことで、高温障害のリスクを大幅に下げられます。


高温耐性品種の導入と作期変更は、マルチや遮光などの「物理的対策」と組み合わせることでより大きな効果が生まれます。


つくば市「稲の高温耐性品種の導入を検討してみませんか」(高温耐性品種の一覧と導入検討の手順が確認できます)


地温上昇対策を年間で管理する|季節ごとのチェックリスト的思考

地温上昇対策は、夏だけの問題ではありません。春から準備し、秋には見直す、年間のサイクルで考えることが重要です。


春(3〜5月)のポイントは、まだ気温が低いうちに土壌改良と有機物施用を終わらせておくことです。堆肥や有機質肥料はこの時期に投入しておくと、夏までに分解・定着して保水性・通気性の改善につながります。また、高温期の栽培計画(品種選定・作期)もこの時期に確定します。


夏(6〜8月)のポイントは、白黒マルチへの切り替えやかん水時間帯の徹底、そして遮光ネットの展張です。地温計(土壌温度計)を使って実際の地温を定期的に計測し、対策の効果を確認しながら管理することも有効です。


秋(9〜11月)のポイントは、夏対策資材の撤収と、次作に向けた土づくりの再開です。この時期に敷きわらを残したままにすると、今度は地温を上げにくくなるので注意が必要です。


冬(12〜2月)のポイントは、翌年に向けた品種・資材の検討と土壌診断です。春の準備をスムーズに行うために、土壌診断キットを使って現状を把握しておくと計画が立てやすくなります。


地温対策を「夏の応急処置」ではなく、年間の営農計画の一部として位置づけることが収量安定への近道です。


地温上昇対策として見落とされがちな「草管理」と風通しの重要性

地温上昇対策を語る際に、マルチや遮光ネットほど注目されないのが「草管理(除草)」と圃場周辺の風通しです。


これが意外と見落とされる対策です。


茂った雑草は圃場内の風通しを妨げ、湿度を高め、気温・地温ともに上昇しやすい環境をつくります。一方、適度に除草された圃場は風が通ることで、表面の熱が放散されやすくなります。


側枝・弱小枝・下葉の除去も、同じ理由で有効です。葉や枝が密集すると、その下の土壌が熱をため込みやすくなります。「風が通る」状態を意識的につくることが、地温上昇の抑制につながるわけです。


また、畝間の通路に敷きわらを施すことも有効な手法です。通路部分の土壌は裸のままだと熱を吸収しやすく、畝全体の地温を底上げする原因になります。通路にもみ殻や敷きわらを厚めに敷いておくだけで、圃場全体の地温管理が改善できます。


大掛かりな設備投資なく今すぐできる対策です。


まずはこまめな草管理から始めてみましょう。


地温上昇対策の費用対効果|資材選びで知っておくべき経済的視点

地温上昇対策の資材を選ぶとき、単価だけで判断すると後悔することがあります。


トータルコストで見ることが大切です。


例えば黒マルチは1本あたりの価格が安く導入しやすい反面、夏に地温を上昇させることで収量が落ちるリスクと、剥がして産業廃棄物として処分するコスト・手間がかかります。これらを合算すると、白黒マルチや生分解性マルチとあまりコストが変わらないケースがあります。


生分解性マルチは土中で分解されるため、剥がす作業と廃棄コストがゼロになります。夏の地温抑制効果もプラスチックマルチより優れている製品もあります。


環境対応という観点からも注目されています。


遮光ネットは初期投資が必要ですが、複数年使用できる耐久性のある製品を選べば、年間コストは比較的小さくなります。夏の収量安定効果と農作業環境の改善(熱中症リスク低減)を合わせると、投資対効果は高いといえます。


土壌温度計(地温計)は3,000〜10,000円程度で購入できます。対策の効果を「見える化」できるため、資材選びの判断材料として非常に役立ちます。まず地温を正確に把握することが、最もコスパの高い第一歩かもしれません。


マイナビ農業「猛暑の高温対策や防虫に役立つ!おすすめ地温抑制マルチ7選」(各マルチの特性と価格帯の比較が確認できます)


地温上昇対策の効果を測る|地温計の活用と圃場モニタリングの実践

どんな対策を施しても、実際の地温が下がっているかどうかを確認しなければ改善につながりません。


対策は「やるだけ」では不十分です。


土壌温度計(地温計)は、地面に差し込むだけで土中の温度をリアルタイムで表示できる道具です。デジタル式であれば数千円から購入でき、専門的な知識がなくても簡単に使えます。


計測する深さは5〜10cmが基本です。多くの野菜の根は地表から10cm前後に集中しているため、この深さの温度管理が最も直接的に根の環境を反映します。


計測のタイミングは、気温が最も高くなる午後2時ごろと、地温が下がっている早朝の2回を記録するのがおすすめです。両者の差を確認することで、使用している対策資材の効果を数字で評価できます。


データロガー機能付きの温度計を使えば、1時間おきの地温変化を自動記録できます。シェア畑の実験でも「おんどとりTR-71A」という機器が活用されており、こうした記録を元にした客観的な資材評価が可能です。


データをもとに圃場ごとの特性を把握することが、翌年の対策精度を高める最大の近道です。


地温上昇対策に関する独自視点|「地温の慣性」を理解すると対策の効果が変わる

農家の多くは「今日暑いから今日対策する」という発想で動きがちです。しかし地温には「慣性」とも呼べる遅延特性があり、これを理解すると対策のタイミングが変わります。


地温は気温の変化よりも「遅れて」動きます。気温が上がっても、深さ10cm以下の地温が最高値に達するのは数時間後です。逆に気温が夕方以降に下がっても、地温は深くなるほど夜まで高温が続きます。


このことが意味するのは、夕方の気温が涼しくなったからといって、夜中の地温も下がっているとは限らない、ということです。作物にとって重要なのは夜間の根の回復時間ですが、地温が高いままであれば回復が妨げられます。


また、地表に近い部分は直射日光によって温度が急上昇しますが、深さ15〜20cmになると季節変動はかなり穏やかになります。つまり深めに根を張れる土壌環境(適切な作土深確保)は、地温変動の影響を受けにくい根域を作るという効果もあります。


この「地温の慣性」を念頭に置くと、夕方のかん水は地温が高い夜間まで水が残りやすいため、湿害につながるリスクがあることも理解できます。早朝のかん水が推奨される理由の一つがここにあります。


対策の「タイミング」を少し前倒しにするだけで、効果は大きく変わります。


これが地温管理の本質です。




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