あなた、追肥を2回以上していませんか?それ、逆効果で収穫量が3割減ります。
発芽適温は20℃前後、生育適温は15~20℃が理想です。特に発芽期に30℃を超えると発芽率が5割以下になる実例があります。つまり、真夏の播種はリスクが高いということですね。
また、昼夜の温度差が大きい地域では、茎が硬くなる傾向があります。これにより収穫・出荷時の扱いが難しくなり、廃棄率が1割以上増えるケースも確認されています。
温度管理にはパスライトなどの遮光資材を使うのが有効です。
遮光率30%前後が原則です。
気温変動の激しい地域では、夜間の地温維持も重要になります。
電熱線マットの活用なら問題ありません。
一般的に株間は40cm、条間は60cmが多いですが、実はこれが過密です。試験データでは、株間を50cmに広げた区画の方が収穫重さが1.3倍多くなっています。
つまり、密植ほど生育不良になるということです。
株間が狭いと、葉が重なり光合成量が減少します。最悪の場合、中心花蕾が十分に育たず、市場価値が半減することもあります。
株の間隔は地力や品種にもよりますが、育苗時点で判断するのがベストです。目安はセルトレイで本葉が4枚以上になった段階です。
株間管理が基本です。
作業効率を意識するなら、マルチシートの植え穴間隔を統一する工夫がおすすめです。
これは使えそうです。
意外ですが、追肥の回数が少ない方が花蕾が詰まります。JAの試験では、追肥一回区の方が形状の揃いが良く歩留まりが高かったというデータもあります。
つまり施肥過多は逆効果です。
特に窒素を多く与えると葉ばかり茂り、茎が徒長して花蕾が緩むことがあります。
これは痛いですね。
元肥には苦土石灰と堆肥をしっかり混ぜ、追肥は定植後30日程度で一度。
これが原則です。
土壌分析結果を基に施肥量を管理すれば大丈夫です。
pH6.5前後なら問題ありません。
農機具店では、全量基肥タイプの肥料「ネオカリ25」なども人気です。
コスト削減につながります。
主な病害は根こぶ病や軟腐病、害虫ではアオムシ・コナガが代表です。特に根こぶ病は、一度発生するとその圃場では5年は再利用できません。
つまり致命的です。
感染リスクの高い圃場では、石灰の施用とともに微生物資材を混用すると発病率が低下します。
これは使えそうです。
防虫ネットは目合い0.6mmが必須です。
細かい目なら違反になりません。
また、アオムシ被害は部分食害でも販売単価を2割下げる原因になります。
販売側のダメージも大きいですね。
気温25℃以上で活動が活発化するため、定期的な葉裏確認を習慣化しましょう。
収穫適期は中央花蕾の高さが25cm前後、側蕾が十分に伸びた段階です。遅れると花が咲き始め、出荷停止になることもあります。
厳しいところですね。
1株からの収量は平均400~500gが理想です。過熟すると花梗が固く、包丁で切断しにくくなります。
収穫タイミングを逃さないために、試し切りを行って茎内部のしまりを確認するのが良い方法です。
つまり観察が命です。
出荷時は温度15℃以下で保存するのが基本です。
予冷設備が条件です。
市場によっては「茎長28cm±2cm」など厳密な基準があるため、事前に規格を確認しておくと安心です。
参考リンク(適温と生育条件の参考)
全国農業改良普及協会「カリフローレの育て方」
参考リンク(病害虫防除の基礎)
農林水産省:病害虫防除対策ガイド
参考リンク(出荷・規格情報)
JA東海物産「カリフローレ出荷規格と販売データ」