ウリノメイガ 幼虫 農薬 防除 散布 時期

ウリノメイガ幼虫の被害を見分け、効かせる農薬の選び方と散布タイミング、施設・露地での防除の組み立て方を、現場目線で整理します。若齢期を逃さないコツを知りたくありませんか?

ウリノメイガ 幼虫 農薬

ウリノメイガ幼虫は「若齢で叩く」が基本
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まずは被害の見える化

葉の巻き・新芽の食害・褐色の細かいフンを手がかりに、幼虫が「どこにいるか」を先に特定します。

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散布は若齢幼虫期が勝負

老齢化して葉を綴る(巻く)ほど、薬剤が届きにくくなるため、初期対応が被害とコストを左右します。

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侵入・発生源対策を同時に

防虫ネットや圃場周辺のウリ科雑草管理を組み合わせると、薬剤回数を増やさず安定しやすくなります。

ウリノメイガ 幼虫 被害 フン 葉巻き の見分け方


ウリノメイガ(正式名称:ワタヘリクロノメイガ)の幼虫は、成長すると体長2cm程度まで大きくなり、緑色で背中に白い筋が2本ある個体として確認できることが多いです。
ただ、現場で一番早いのは「虫体を探す」より「痕跡を探す」やり方です。葉を巻いて内側から食害し穴が開く、新芽に潜る、幼果に潜り込む、といった加害が出やすく、特に葉の下に褐色の細かいフンが散らばるのが強い手がかりになります。
見回りのコツは、株全体を均等に見るのではなく、怪しい株を起点に“上方”へ視線を動かすことです。フンが落ちている位置の上に、葉を巻いた住処(綴り葉)や新芽の食害があることが多く、そこを開くと幼虫が見つかりやすくなります。
被害を放置すると、葉の光合成低下だけでなく、幼果への潜り込みで商品性が一気に落ちます。まずは「フン」「葉巻き」「新芽」をセットで覚え、初動を速くしてください。

ウリノメイガ 幼虫 生態 発生 回数 8〜9月 の注意点

発生の背景を押さえると、散布の“狙い所”が明確になります。ウリノメイガは春から秋にかけて発生し、年6〜7回発生、特に8〜9月に多いとされています。
作物はキュウリ・メロン・スイカなどウリ科で発生しやすく、同じ圃場でも作型や周辺環境で立ち上がりが変わるため、カレンダーより「圃場内の兆候」を優先して判断するのが安全です。
加害の進み方も重要で、若齢幼虫は葉裏側から食害し、進むと成長点付近へ移動して葉を綴り合わせ、その内部で食害を続け、同じ場所で蛹化する流れが示されています。
つまり、被害が目立ってからの対応ほど、幼虫が“守られた場所”に移動済みで、薬剤が当たりにくい局面に入りやすい、ということです。8〜9月は発生が多い時期なので、見回り間隔を詰めて若齢を拾う運用が効果とコストの両面で効いてきます。

ウリノメイガ 幼虫 農薬 散布 タイミング と到達性の考え方

ウリノメイガ防除で最も重要なのは、幼虫が葉を綴り合わせて“隠れ家”を作る前、つまり葉裏から食害している若齢幼虫期に防除することです。
理由は単純で、幼虫の発育が進んで葉を綴り合せるようになると、殺虫剤が到達しにくくなる、と明記されているからです。
ここでいう到達性は、薬剤の種類以前に「散布の当て方」で大きく変わります。葉裏で食害する段階を狙うなら、葉表だけを濡らす散布では足りず、葉裏・成長点付近まで薬液を運ぶ意識が必要になります(※散布量やノズル、風の使い方は現場条件で最適解が違うため、まずは“幼虫の位置に当てる”を基準に調整してください)。
また、「成虫や卵を狙っても当たらない」タイプの害虫は、散布の目的がブレると回数だけが増えがちです。ウリノメイガは幼虫が食害する害虫なので、初期の食害痕(葉裏のかすれ・小穴、フン)を見た段階で“幼虫対策として”散布を組み立てるのが、結果として回数を抑えます。

ウリノメイガ 幼虫 農薬 アファーム乳剤 ベネビアOD プレオ の選び方

現場で参照しやすい例として、ウリノメイガの防除薬剤には、アファーム乳剤、ベネビアOD、フェニックス顆粒水和剤、プレオフロアブル等が挙げられています。
ただし、同じ「ウリノメイガに使える」と書かれていても、作物(キュウリ、メロン等)・使用時期・使用回数・希釈倍数・収穫前日数などの登録条件が違う可能性があり、登録内容は時期や地域で変わるとも注意されています。
そのため、選び方は“効きそう”より“運用できる”が先です。たとえば、収穫が続く時期なら収穫前日数や回数上限がボトルネックになりやすく、作型によっては「使えるけど使いにくい」薬剤が出ます(ここを見落とすと、効いた・効かない以前に産地リスクになります)。
また、同一系統への偏りは効き目の低下リスクにつながるため、ローテーションを組む前提で、まずは“自分の作物・作型で登録がある薬剤の棚卸し”から始めてください。登録の確認を怠ると、農薬取締法上の問題だけでなく、商品性や産地信用に影響しうる点も強く注意喚起されています。
防除・薬剤登録の注意点(登録条件の確認が重要な部分)参考リンク。
https://www.takii.co.jp/tsk/bugs/acu/bug/wataherikuronomeiga/

ウリノメイガ 幼虫 防除 防虫ネット 周辺雑草 の独自視点(発生源の“断ち方”)

検索上位で語られがちな「薬剤の名前」より、実は差が出るのが“発生源を減らす設計”です。家庭菜園レベルの話に見えて、施設・露地でも原理は同じで、防虫ネット(1〜2mm目合い)で成虫の侵入・産卵を抑える方法が紹介されています。
さらに見落とされがちなのが、圃場の外側です。ウリノメイガは圃場周辺のカラスウリなどにも生息するため、周辺のウリ科雑草を除去することが推奨されています。
ここを“独自視点”として一段踏み込むと、薬剤散布の成否は「散布日」だけでなく「散布の前後に幼虫が増え続ける環境かどうか」で決まります。周辺のウリ科雑草が多いと、圃場内で一度落としても外から供給され、次の世代の立ち上がりが早くなり、結果的に散布間隔が詰まりやすくなります。
逆に、雑草管理と侵入対策が効いている圃場では、幼虫の初期密度が下がり、若齢期の“当てやすいタイミング”が増えます。すると、同じ薬剤でも到達性が上がり、葉を綴られる前に処理しやすくなるため、総コストと手間が下がる、という流れを作れます。




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