朝顔の育て方 摘心でつると花とわき芽

朝顔の育て方で摘心は、つるの伸び方とわき芽の出方を変えて花数を増やす要点です。いつ・どこを切るか、摘心後の誘引や肥料と水やりで失敗を減らしますが、あなたの株で最適手順はどれでしょうか?

朝顔の育て方 摘心

朝顔の育て方 摘心の要点
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摘心の目的

頂点優勢を止めてわき芽(子づる)を増やし、花数とボリュームを上げます。

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タイミングの目安

本葉が一定枚数そろった頃に1回目、その後は仕立て方に合わせて2回目以降を検討します。

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摘心後に差が出る管理

誘引・風通し・水やり・肥料のバランスで、わき芽の伸びと花つきが決まります。

朝顔の育て方 摘心の目的は花とわき芽


朝顔はつる性で、放っておくと先端のつる(成長点)が優先的に伸び、わき芽が出にくい性質があります。
そこで「摘心摘芯)」として先端の芽を止めると、葉の付け根からわき芽が伸びやすくなり、結果として枝数が増えて花数を増やしやすくなります。摘心は必須ではありませんが、花つきを狙うなら効果が大きい作業です。
農業従事者の目線で言うと、摘心は「株の同化産物(栄養)の配分先」を変える管理です。


先端が伸び続けると、長い親づるは作れても、開花点(花が付く場所)が増えにくく、見栄えも作業性も落ちがちです。


摘心で分枝を作ると、誘引面(支柱・ネット)を埋めやすくなり、行灯仕立てやグリーンカーテンの完成度が上がります。


参考)行灯仕立て・グリーンカーテンを作る 朝顔の摘芯(摘心)方法


朝顔の育て方 摘心の時期は本葉と気温

摘心の適期は情報源で幅がありますが、目安として「本葉が5〜8枚」または「本葉が8〜10枚」あたりがよく示されます。
例えば、本葉が5〜8枚で下から5枚目の本葉の上で切る方法、本葉が8〜10枚頃に最初の摘心をする方法が紹介されています。
この差は、育て方(行灯・鉢・地植え・グリーンカーテン)と、苗の勢い(徒長しているか、節間が詰まっているか)で「切るのが早いほど分枝を早く作れる」一方、「弱い株だと回復に時間がかかる」ために出てきます。


現場では“枚数”だけで決めず、節がしっかりして茎が太り始めたタイミングを優先すると失敗が減ります。


参考)アサガオの正しい剪定方法。時期やコツを知れば、初心者でも簡単…


見落としがちな条件が気温です。


摘心の時期が遅い/早いだけでなく、気温が低いとわき芽が動きにくく、思ったように分枝しないことがあります。


朝顔の生育適温の目安(20〜25℃程度)を意識し、寒い時期や冷え込みが続くタイミングの摘心は避けるのが安全です。


参考)【朝顔の摘心のやり方】摘心しないとどうなる?いつどこを切る?…

朝顔の育て方 摘心の位置はつると本葉

基本は「主軸(親づる)の先端の芽」を落とします。
切り方は、茎が柔らかいなら指先でひねり取る、確実にいくなら清潔なハサミでカット、が一般的です。
位置の目安としては、「下から数えて5〜6枚目の本葉より上で摘心する」という具体例がよく使われます。


この位置で止めると、残した節(葉の付け根)から子づるが出やすく、仕立てに使える枝数を作りやすいからです。


摘心は“切れば終わり”ではなく、摘心後に出てきたわき芽の整理が品質を左右します。


例えば、伸びてきたわき芽は上から3つだけ残し、下の方のわき芽は風通しのために摘む、という管理例があります。


仕立て面を早く覆いたい場合でも、下葉付近を混ませると病害虫や蒸れのリスクが上がるので、「使うつる」と「捨てるつる」を決めるのがコツです。


参考)【アサガオの育て方】日々の手入れや増やし方・病害虫を解説 -…

朝顔の育て方 摘心の後は誘引と肥料と水やり

摘心後は、わき芽(子づる)が一気に伸び始めるので誘引が遅れると絡まりやすくなります。
行灯仕立て・グリーンカーテンでは、親づる→子づる→孫づると“面”を作るイメージで、伸びた順に支柱やネットへこまめに誘引すると作業が楽です。
最初の摘心で親づるを止めると、その下から子づるが出る、という流れを前提に設計すると迷いません。
水やりは「乾かしすぎない」が基本ですが、常に過湿だと根が弱りやすく、わき芽の伸びも鈍ります。


摘心直後は切り口があるため、特に蒸れやすい株姿(葉が混み合う状態)を避け、朝の早い時間帯に株元へ水を入れる運用が無難です。


また、摘心で分枝させるほど体力(根量)が必要になるので、鉢栽培では根詰まり培土の劣化が進んでいないかも同時に確認します。

肥料は“効かせ方”が重要です。


花を増やしたいのに窒素過多にすると、葉やつるが暴れて花芽が乗りにくいことがあります。


趣味栽培向けの解説でも、摘心と日々の手入れ(誘引や摘心)に加えて液肥などの追肥に触れており、株の勢いを見ながら薄めに継続する発想が合います。


参考)https://www.shuminoengei.jp/?m=pcamp;a=page_qa_detailamp;target_c_qa_id=11983

朝顔の育て方 摘心で意外に効くのは午前と清潔

上位記事で触れられやすいのは「いつ」「どこ」ですが、実務で差が出るのは作業の“衛生”と“時間帯”です。
例えば、晴れた日の午前中に摘心する、清潔なハサミを使う、といった基本動作は切り口の乾きやすさと傷のトラブル回避に直結します。
特に露が残る時間帯や雨前後は、切り口が長く湿りやすく、余計なダメージを招きやすいので避けた方が無難です。
もう一つの意外な点は、「つるが折れた=終わり」ではないことです。


教材系の解説でも、つるが折れても脇芽を伸ばすので心配しなくてよい、という趣旨が示されており、摘心と同じ方向の反応が出ることがあります。


つまり、作業中の軽い折損は致命傷にならないケースも多く、慌てて追肥・過剰灌水で“回復させようとしすぎる”方が株を崩すことがあります。


参考)あさがお日記

参考:摘心の時期・位置・午前中作業・気温(生育適温)の考え方
【朝顔の摘心のやり方】摘心しないとどうなる?いつどこを切る?…
参考:行灯仕立て・グリーンカーテン向けの摘芯(摘心)の段取り(親蔓→子蔓の考え方)
行灯仕立て・グリーンカーテンを作る 朝顔の摘芯(摘心)方法
参考:日々の手入れ(誘引や摘心)と、わき芽の残し方の具体例
【アサガオの育て方】日々の手入れや増やし方・病害虫を解説 -…




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