カスミン液剤 価格 と 希釈倍数 適用病害 500ml

カスミン液剤の価格を、500ml・5㍑・20㍑の規格と、希釈倍数・使用回数など登録内容から「実際のコスト感」に落とし込み、購入先の選び方と使い方の注意点まで整理しますが、あなたの圃場ではどの使い方が最も無駄が少ないでしょうか?

カスミン液剤 価格

この記事でわかること
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価格の見方(規格差)

500ml・5㍑・20㍑の包装規格と、どの規格が「割安」になりやすいかの考え方を整理します。

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登録内容の要点(希釈倍数・回数)

希釈倍数、使用液量、使用回数(総使用回数)を、現場の段取りに直結する形で噛み砕きます。

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独自視点:コストの落とし穴

薬剤単価だけでは見えない「余り」「散布体系」「在庫期限」まで含めて、損しにくい判断軸を提示します。

カスミン液剤 価格 と 500ml 規格


カスミン液剤の価格を考えるとき、まず起点になるのが「どの規格(容量)で買うか」です。メーカー情報として、包装は500ml×20本、5㍑×4缶、20㍑×1缶が示されています。つまり、同じ薬剤でも“販売単位の粒度”が違うので、現場の使用量に合っていない規格を選ぶと、単価以前にロスが出やすくなります。
500ml規格は「小面積」「スポット散布」「他剤とローテーションで使用回数が少ない」など、使用量が読みにくい場合に相性が良いです。特に病害が年によってぶれる作型だと、20㍑を買って余らせるより、必要量に合わせて買い足せる500mlのほうが総コストが下がることもあります(薬剤の“単価”ではなく“廃棄リスク”が下がるため)。


一方で、通販サイトの表示価格は、送料・取扱手数料・納期(必要なタイミングに間に合うか)まで含めて比較しないと、実際の手取りコストが逆転します。農薬は「必要な日」に散布できないと損失が価格差を簡単に上回るので、価格だけでなく入手性も含めて判断するのが安全です。


カスミン液剤 価格 と 5㍑・20㍑ 包装

メーカーが示す包装には、5㍑×4缶と20㍑×1缶があります。ここからわかるのは、一定以上の使用量が見込める現場では、大容量の選択肢が最初から用意されているということです。
ただし「大容量=常に得」とは限りません。カスミン液剤は有効年限が5年とされていますが、開封後の保管状態(温度変化、キャップ周りの汚れ、置き場所)で扱いやすさは変わります。特に20㍑は、保管・運搬・計量の手間が増えるため、作業者が複数いる現場ほど“使い切りやすい運用”を決めておかないと、結局余ったり紛失したりしてコストが膨らみます。

価格差を詰める現実的な方法は、次のように「面積×散布体系」で先に必要原液量を概算し、規格を当てはめることです。


  • 今年の対象作物と対象病害を、登録の範囲で絞る(いもち病、箱育苗の細菌病など)。

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  • 希釈倍数と散布量(または箱あたり処理量)から、必要な原液量を逆算する。​
  • 余りが少ない規格(500ml/5㍑/20㍑)に寄せ、次に“単価比較”をする。

この順番にすると、価格比較が「現場の無駄を減らす比較」になり、安く買ったのに損をするパターンを避けやすくなります。


カスミン液剤 価格 と 希釈倍数・使用回数(登録)

カスミン液剤のコスト感は、登録上の希釈倍数・使用液量・使用回数を押さえると一気に現実味が出ます。例えば稲のいもち病では、地上散布が1000倍で60~150L/10a、空中散布や無人航空機散布では8倍で800ml/10aなど、散布方法で“必要な原液量の世界”が変わります。
また、使用回数の制限が価格に直結します。稲のいもち病では本剤の使用回数は2回以内、さらに「カスガマイシンを含む農薬の総使用回数」は本田2回以内など、体系全体で縛りがあります。つまり、カスミン液剤が安く買えたとしても、ローテーション上「使える回数」が少ないなら、買い過ぎた時点でコストが確定してしまいます。

箱育苗用途も同様です。稲(箱育苗)では4~8倍で、育苗箱1箱当たり希釈液50mlを覆土前に散布する、と登録内容で具体量まで決まっています。ここまで条件が明確だと、箱数がわかれば必要量が読みやすいので、価格比較の精度が上がります。

参考:登録の希釈倍数・使用液量・回数など「公式の適用表」を確認する(この記事の根拠部分)
農林水産省 農薬登録情報提供システム(ホクコーカスミン液剤:適用表・希釈倍数・使用回数)

カスミン液剤 価格 と 適用病害・適用作物(いもち病 など)

価格の納得感を作るには、「その薬剤が何に効く(登録されている)のか」を具体的に言語化する必要があります。登録情報では、稲のいもち病に加えて、箱育苗の苗いもちや、褐条病、苗立枯細菌病、幼苗腐敗症などが適用として並びます。
この“適用の広さ”が、価格評価のポイントになります。例えば、いもち病の本田散布だけが目的なら他剤と比較されやすいですが、育苗箱処理まで含めて「同一成分系で体系を作る」場合、資材管理が単純になって作業コスト(発注、在庫、教育)が下がることがあります。薬剤単価だけを見て「高い」と切り捨てると、こうした周辺コストのメリットを見逃します。


また、稲以外にもキウイフルーツのかいよう病や花腐細菌病、うめのかいよう病、なばな類の軟腐病、てんさいの褐斑病などの登録があり、作目が複数ある経営では“同じ薬剤を別作目にも回せる”ことで在庫リスクを下げられる可能性があります。もちろん、実際に使う前提は、毎回ラベルと最新の登録内容確認です(作物・時期・回数の条件が違うため)。

カスミン液剤 価格 の 独自視点:余り・期限・散布体系で損しない

検索上位の「価格」系記事は、どうしても“店ごとの値段”に寄りがちです。けれど現場で損得が分かれるのは、薬剤価格より「余り」と「散布体系のズレ」です。


意外に見落とされるのが、回数制限による“使い切れなさ”です。稲のいもち病で本剤2回以内、カスガマイシン総使用回数も体系で上限がある以上、他の主力剤(別系統)を入れた時点で、カスミン液剤に割り当てられる枠はさらに減ります。結果として、20㍑を買ったのに翌年以降も余り続ける、ということが起きます。

もう一つは、散布機材・方法との相性です。登録上、無人航空機で8倍・800ml/10aのような少量散布があるため、ドローン防除を前提にすると必要原液量は比較的読みやすい一方、地上散布(1000倍)中心だと水量・作業時間・天候制約が大きく、結果として“散布できずに発病して追加防除”というコスト増が起こりえます。価格比較の前に、あなたの地域・圃場で「その方法が現実的に回るか」を先に確認するのが、結局いちばん安くつきます。

最後に在庫管理のコツです。メーカーは性状を濃緑色液体、有効年限を5年としており、規格も複数用意されています。ここから逆算すると、「使い切れる規格を選ぶ」「開封缶を増やさない」「毎年の箱数・面積から先に必要量を見積もる」だけで、価格交渉より確実に無駄が減ります。

参考:製品の包装規格・有効成分・有効年限など“メーカー公表の基本情報”を確認する(規格選びの根拠部分)
北興化学工業 カスミン液剤(包装:500ml×20本、5㍑×4缶、20㍑×1缶/有効年限など)




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