あなたが良かれと思って使っている除草剤、実は3年後に収量を下げる原因になっています。
直播水稲では、発芽直後の雑草競合が最も収量に影響します。特にノビエやコナギは、発生初期に根圧が弱いため、除草剤での制御が容易です。しかし処理が1日遅れるだけで、葉齢が進み薬剤抵抗性が強化され、効き目が大きく落ちます。つまり、発芽から72時間が勝負ということですね。
農林水産省の調査でも「発芽後3日以内の処理でノビエ抑制率が95%、5日後では78%」と発表されています。たった2日の差で効果が17%も下がるのは痛いですね。圃場が広い場合は、GPS散布機やドローン除草剤散布の利用も現実的な手段です。時間短縮が基本です。
直播では湛水条件が不安定になりやすく、除草剤の分解速度が上がることがあります。特に、田面が乾くと一部薬剤が酸化分解し、効力が半減します。つまり水を切らさないことが原則です。
たとえば「ベンゾビシクロン系除草剤」は、水深5cmを3日維持できないと残効が6割に減ると報告されています。梅雨入り前の時期は特に要注意ですね。乾燥が続く場合は自動給水バルブの導入も省力対策になります。これなら違反になりません。
数年連続で同系統の除草剤を使用すると、抵抗性雑草の割合が徐々に増えます。とくにイヌホタルイは全国で抵抗性が広がり、発生率が毎年5%ずつ増加しているというデータがあります。つまり見分けが命です。
抵抗性雑草は、通常のものよりも葉がやや青黒く、除草後も根の再生が早いのが特徴です。もし、処理一週間後に緑のまま残る個体が多い場合、ローテーション変更が必要ということですね。農薬メーカーの「抵抗性雑草マップ」を活用すれば、地域別の発生傾向も確認できます。便利なツールですね。
除草剤の散布タイミングを間違えると、稲そのものが薬害を受けてしまうこともあります。特に直播用の芽出し苗は葉鞘が薄く、薬剤が浸透しやすい構造です。つまり過剰な処理は危険です。
例えば「ピラゾスルフロンエチル」を出芽直後に使用すると、葉先が白化する薬害率が20%超と報告されています。これを防ぐには、穂ばらみ期に向けて散布間隔を最低7日空けること。天気予報を確認して降雨翌日の散布を避けるだけで、リスクは大きく下がります。つまりタイミング管理が基本です。
一見、除草剤を多く使うほど安心に見えますが、経済的には非効率です。JA調査によると、除草剤コストを1反当たり600円削減しても、適正時期の2回散布を守れば雑草被害は変わらないという結果があります。いいことですね。
むしろ、事前に「雑草発生モデル」を活用することで、必要な時期に必要な成分を最小限で済ませることができます。たとえばクロレート系とスルホニルウレア系の交互使用です。これで年間作業時間が平均10時間短縮されています。結論は、知識がコストを下げるということです。
参考:除草剤の選定ガイドライン(農研機構)
直播水稲用除草剤の適正使用と抵抗性対策について
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