あなたの畑、実はmmプラスを撒きすぎると逆効果かもしれません。
多くの農家が勘違いしているのが、「mmプラスはどんな土にも効く」という点です。実際には、pH6.0〜6.8で最も活性が強く、酸性土壌では定着が遅れる傾向があります。
つまり中性~弱酸性の範囲が基本です。
また、他の線虫対策菌(例:アルスロボトリス属やパエシロマイセス属など)と比較すると、mmプラスは胞子の耐熱性が高く、真夏でも死滅しにくいのが大きな強みです。それで大丈夫でしょうか?耐性が強いため、他の有用菌が減る事例も報告されています。
導入コストは1袋(1kg)あたり約6,000円前後で、10aあたり200gが標準使用量です。
湿度の高い温室栽培では効果が高いですね。
熊本県のトマト農家では、mmプラス導入後にネコブセンチュウ被害が8割減少。農薬散布回数を7回から3回に減らし、年間コストを約2.8万円削減しました。
これは使えそうです。
ただし、散布直後に強い農薬を併用すると、菌が死滅する恐れがあります。
特に有機リン系農薬との同日散布はダメ。
翌日以降に間隔を空けることが条件です。
一方、バイオスティミュラントや有機質肥料と組み合わせると、菌の定着を助ける効果も見られます。
いいことですね。
mmプラスの主成分は「アルスロボトリス・オリゴスポルス」ですが、土壌中で胞子から菌糸を伸ばし、線虫の表皮に絡みついて捕食します。その速度は1日で数mm、はがきの横幅ほど進行することもあります。
つまり活動範囲が狭いということですね。
そのため、畑全体で効果を得たいなら、均一に混和する必要があります。
トラクター耕耘時に全面散布が最適です。
また、mmプラスは乾燥条件に弱く、気温25℃・湿度80%以上で最も活性化します。
冬季の低温期には、暖地での使用が原則です。
まず、「大量に撒けば効く」という誤解。実際には10aあたり500g以上撒くと、逆に定着率が下がります。菌同士が競合し、酸素不足で死滅するからです。
つまり過剰投入は逆効果です。
次に、「1回撒けば翌年も効果が続く」という思い込み。
効果持続は最長でも6ヶ月ほど。
年2回の補充が基本です。
最後に、「堆肥や石灰と混ぜて撒く」と失敗。
強アルカリ環境では菌が不活化します。
これらは意外ですね。
正しい順番は、石灰→堆肥→mmプラスの順。
酸性に戻ったタイミングで入れると定着率が高まります。
近年注目されているのが、mmプラスの「局所処理」。
苗の根元10cm以内にだけ撒く方法です。
全体散布より1/3のコストで済み、局所的に線虫をブロックできます。
結論はコスパ最優先なら局所処理です。
特に関西圏では気温が高く、微生物の活動期が長いので、3〜4ヶ月周期の追加処理がおすすめです。また、mmプラスを育苗期から使用すると、根圏微生物が安定し、苗の定着率も上がります。
生産性向上だけでなく、環境負荷も低減できる点は大きなメリットです。
いいことですね。
農研機構の報告では、mmプラス使用区で根こぶ線虫密度が90%以上減少し、収量が1.3倍になった事例もあります。