プラソイラ 中古 価格 相場 整備 点検

プラソイラ中古を失敗なく選ぶために、価格相場の見方から現物点検、整備履歴、作業効果までを現場目線で整理します。あなたの圃場に合う一台はどれでしょうか?

プラソイラ 中古

プラソイラ 中古の要点
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価格相場は「型式・幅・爪数」で変動

中古相場の見方と、安さの理由(摩耗・改造・用途不一致)を切り分けます。

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点検は「爪先・フレーム・リンク部」が最優先

心土破砕は負荷が大きい作業なので、消耗部と歪みのチェックで当たり外れが決まります。

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効果は「硬盤の深さ」と「施工条件」で決まる

硬盤位置の確認、適正深さ、乾いた条件、走行方向の工夫で排水・根張りの差が出ます。

プラソイラ 中古 価格 相場の見方


中古のプラソイラを探すとき、最初に迷うのが「この金額は高いのか安いのか」です。中古農機の掲載価格は、同じ“プラソイラ”でも、作業幅(爪数・配列)、型式、付属品、整備の有無で差が出やすく、単純比較が難しいのが実態です。
相場観を作るには、まず「中古在庫の並び」を見る方法が有効です。中古農機の掲載ではプラソイラ(プラソイラー)カテゴリで多数の在庫がまとまっており、価格帯の広さ自体が特徴になります(同カテゴリに多数掲載があること、商品状態表示があることなどが読み取れます)。


中古在庫例(一覧・出品状態の表示など)。
在庫一覧がまとまっており、価格帯・状態のばらつきを俯瞰できる
https://ummkt.com/market/?category=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%82%A4%E3%83%A9
また、メーカー系の専門中古販売では「希望小売価格」と「新品価格」「販売価格」が並ぶことがあり、これが判断材料になります。たとえば専門中古販売の掲載では、希望小売価格や新品価格と並べて販売価格が示されている例が確認できます。


新品と比較しやすい価格表示例。
希望小売価格・新品価格・販売価格が併記され、差分の妥当性を考えやすい
https://www.sir-ag.co.jp/product.php?mode=search&category=4
価格だけで飛びつかないための現場目線のチェックも重要です。プラソイラは心土破砕(硬盤層の破砕)を担うため、作業時の抵抗が大きく、爪先やフレームに“負荷の履歴”が残りやすい機械です。相場より明らかに安い個体は、(1) 爪先の摩耗が進んでいる、(2) フレームの歪み・溶接補修がある、(3) トラクター馬力や土質に合わず手放された、のどれかを疑うと判断が安定します。


プラソイラ 中古 整備 点検の必須チェック

中古購入で失敗が起きやすいのは「見た目がきれい=当たり」と思い込むケースです。農機具の中古購入では、整備状況や故障歴、整備記録・書類の確認が大切だとされており、販売側が提示できる情報をどこまで出せるかが安心材料になります。
中古農機購入前の確認ポイント(整備状況、修理歴、整備記録、書類など):
初めての購入でも安心!農機具を中古販売店で買う前に知るべきこ…
プラソイラ固有の点検は、最低限ここを押さえると精度が上がります。


✅ 現物点検チェックリスト(入れ子なし)

  • 爪先(チップ・刃先)の減り:刺さりが悪い個体は、深さが出ず“心土破砕したつもり”になりやすい。
  • 爪(シャンク)の曲がり・ねじれ:左右で角度が違うと土の持ち上がり方が不均一になり、走行抵抗も増える。
  • フレームの歪み・溶接痕:心土破砕は高負荷なので、過去に石へヒットして補修されている場合がある。
  • 3点リンク周りのガタ:ピン穴の摩耗や偏摩耗があると、作業時に振れが出る。
  • 消耗部の入手性:古い型式は部品供給終了もあり得るため、購入前に確認しておくのが安全。

「整備済み」の表記があっても、整備の範囲は販売店で差があります。交換部品(爪先だけなのか、ピン・ブッシュまで含むのか)、試運転の有無、土中での負荷がかかった状態を想定した点検をしたか、ここまで聞けると“中古でも使える機械”に寄せられます。


プラソイラ 中古 心土破砕 効果の基本

プラソイラを中古で導入する最大の理由は、圃場の硬盤(耕盤)層に亀裂を入れて透排水性を上げ、根張りや養分吸収を改善し、湿害にも干ばつにも強い圃場づくりにつなげることです。心土破砕は、サブソイラ等で硬盤に亀裂を入れることで透排水性が向上し、根の生育範囲が広がると整理されています。
心土破砕の目的と効果(透排水性、根張り、湿害・干ばつ対策):
心土破砕 反転耕起 - アグリポートWeb
重要なのは、機械性能より先に「硬盤層がどこにあるか」を把握することです。硬盤の深さを調べ、効果のある深さで施工するのが鉄則で、硬盤が40cmにあるなら浅い施工では効果が出ない、といった注意点が示されています。


硬盤の深さ確認と適正深さの重要性。
心土破砕 反転耕起 - アグリポートWeb
施工の向きも、実は効果差を作りやすい“地味に効くポイント”です。水みちをつぶさないために斜め・クロスにかけ、毎年同じ方向を避けて角度を変えると排水効果が高まる、という実務的なコツが紹介されています。


斜め・クロス施工、角度を変える理由。
心土破砕 反転耕起 - アグリポートWeb

プラソイラ 中古 作業 深さ 速度の意外な落とし穴

心土破砕は「土層中に亀裂を作る」のが目的で、土層を“切っていくだけ”だと効果が得られない、という指摘があります。さらに、圃場が乾いた条件で実施する重要性、深さ40〜50cmが望ましい(耕起深よりやや深い位置)、できるだけ密にゆっくりした速度でかけるのが望ましい、といった具体条件まで踏み込んだ資料もあります。
乾いた条件、深さ40〜50cm、ゆっくり密に、切るだけでは効果が出ない:
https://www.hro.or.jp/upload/13677/1-42.pdf
ここが「中古あるある」の落とし穴です。中古機は導入コストを抑えられる一方で、馬力や作業幅が過大だと“深さを稼げず速度だけ落ちる”状態になり、見た目は作業していても狙った層に届かないまま燃料だけ消えることがあります。だからこそ、購入前に「硬盤深さ→必要深さ→必要馬力→適合する爪数・機体重量」という順で逆算し、現物の仕様と圃場条件が一致するかを確認するのが、費用対効果を守る最短ルートです。


さらに意外な論点として、プラソイラは“下層土が表土に混入しやすい”という側面があります。広幅型心土破砕機(プラソイラ)は心土破砕とプラウの機能を併せ持ち、土層を攪乱しつつ破砕していく一方で、下層土がかなりの割合で表土に混入するため、施工後の作土の理化学性に問題が生じないよう留意が必要、とされています。


下層土混入の注意点(理化学性への留意)。
https://www.hro.or.jp/upload/13677/1-42.pdf
つまり、排水改善だけを狙っていたのに、下層土の混入でpHや養分バランス、団粒性に影響が出る可能性があるということです。中古導入では「機械を買う」より先に、施工後の土の変化(必要なら土壌診断・施肥設計の見直し)まで視野に入れておくと、収量や品質のブレを抑えやすくなります。


プラソイラ 中古 独自視点:雪上心破と中古の相性

検索上位の一般的な中古選びでは語られにくいのが、「施工タイミングの選択肢」と中古の相性です。資料には、積雪深50〜60cmの上からクローラトラクタ牽引で行う心土破砕(雪上心破)の効果が転換畑で認められている、という記述があります。
雪上心破(積雪上からの心土破砕)の効果が認められた旨:
https://www.hro.or.jp/upload/13677/1-42.pdf
ここで中古導入と絡むポイントが出ます。雪上心破のような特殊条件では、機体の頑丈さ・リンク部のガタの少なさ・爪周りの状態が、通常期以上に効きます(路面条件が不安定で衝撃が入りやすい前提になるためです)。新品を入れにくい年でも、中古の中から状態の良い個体を選べれば、施工時期の幅を持てる可能性があり、春作業の渋滞回避(排水が遅れて播種が押す問題)を抑える手札になり得ます。


もちろん、雪上心破は地域・圃場条件・トラクタ仕様で適否が分かれるので、導入前に地元の普及センターや整備士に「その条件で機械的に無理が出ないか」を相談しておくと安全側に倒せます。中古は“買って終わり”ではなく、“条件に合わせて使い切る設計”で価値が決まります。






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