籾乾燥機の価格は、まず「熱風(循環式)」か「遠赤外線(循環式)」かでレンジが変わります。
一般的に、遠赤外線乾燥機は高額になりやすく、200万円超も珍しくない一方、熱風乾燥機は80万円弱~と価格差が大きい、という整理が現場の目安として語られています。
ただし「高い=損」ではなく、遠赤外線は乾燥ムラの出にくさやエネルギー効率に言及されることが多く、長期運用で見え方が変わる点は最初に押さえておくべき論点です。
乾燥方式ごとの価格の考え方を、意思決定に使える形に直すと次の通りです。
意外に見落とされがちなのが、「同じ遠赤外線でも、操作系(タッチパネル、センサー、遠隔監視)で価格が伸びる」点です。
乾燥機を“バーナー+箱”ではなく、“センサー制御付きの品質設備”として捉えると、価格差の理由が説明しやすくなります。
中古の籾乾燥機は、販売店の在庫価格を見ると数十万円~100万円前後まで幅広く並び、同じ「乾燥機」という名前でも状態差がそのまま価格差になります。
実例として、中古乾燥機が「220,000円」「440,000円」「990,000円」といった価格で掲載されているケースがあり、容量・機種・整備状況で大きく動くことが分かります。
また、買取相場の目安として「~30石で20万~40万円前後(5年以内・良好)」「15年以上で3万~10万円前後」など、年式と状態が価格を強く左右する整理も提示されています。
中古購入で失敗しやすいポイントは、「本体価格」だけで判断して、後から費用が出るパターンです。
意外な実務のコツとしては、「買取相場のレンジ」を先に把握しておくと、販売価格が“整備や保証込みで妥当なのか”を見分けやすくなります。
参考)穀物乾燥機の買取は農機具王へ!高額査定・出張無料対応中
中古が安く見えるときほど、整備履歴(交換部品、点検内容)を文章で残してもらえるかが重要です。
メーカー比較をするなら、まず“価格表を公開しているメーカー情報”を押さえるのが早道で、サタケは「穀物乾燥調製機械 価格一覧」で乾燥機のシリーズ(SAXES、TIARA、熱風式など)を整理しています。
この一覧では、遠赤外線乾燥機や熱風式乾燥機、汎用乾燥機などがシリーズと型式で区分されており、見積り前に「どのカテゴリの機械か」を確認できます。
つまり価格の比較は、メーカー名だけでなく「シリーズ(遠赤外線/熱風)」「石数レンジ」「周辺機器を含む乾燥調製ライン」という単位で行うのが現実的です。
一方で、メーカー記事では「遠赤外線乾燥機が主流」「スマホで乾燥状態確認ができる機種もある」といった、機能面の競争も語られています。
価格が近い2機種で迷ったときは、乾燥品質だけでなく“管理のしやすさ(遠隔監視、センサー、自動制御)”が作業時間の差になりやすい点を、見積書の比較軸に入れると判断が速くなります。
メーカー公式の機種整理(シリーズと型式)を確認したい場合は、ここが起点になります。
価格一覧(シリーズ・型式の整理の参考)。
サタケ「穀物乾燥調製機械 価格一覧」
籾乾燥機は高額投資になりやすいため、補助金を含めた資金設計が検討されやすく、「穀物乾燥機などの導入に対して支援が受けられる」旨をまとめた案内もあります。
また、政策資料の中では「省エネ農業機械(穀物遠赤外線乾燥機…)の普及を図る」といった方向性が示されており、省エネ性が評価軸になり得ることが読み取れます。
つまり申請の勝ち筋は、「乾燥機を買いたい」ではなく「乾燥調製の省力化・省エネ化で、地域・経営の目標をどう達成するか」を計画として描くことです。
補助金を前提に見積を組むとき、現場で効くのは次の“分解”です。
参考)https://nouki-ichiba.net/collections/%E4%B9%BE%E7%87%A5%E6%A9%9F
参考)https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/007/pdf/007_05.pdf
意外と忘れられがちですが、補助金は「採択までに時間がかかる」「時期が合わないと収穫期に間に合わない」ことが現場の最大リスクになりやすいので、更新時期(何年目で入替えるか)を先に決めて逆算するのが安全です。
参考)農業に使える補助金
籾乾燥機の価格を決める最後の視点は、“見積書に出ないコスト”で、乾燥ムラや変質リスクは最終品質に直撃します。
運転時の注意として「張り込み後は、すみやかに送風を始める(蒸れや変質の防止)」や「水分が19%を切るまでは40度以下の低温乾燥」といった具体が挙げられており、機械性能以前に運転設計が品質を左右することが示されています。
ここでのポイントは、乾燥機の選定を「石数=処理量」だけで決めると、忙しい日に設定が荒くなって品質コストが発生し、結果的に“安いはずの機械が高くつく”構図が起き得ることです。
価格比較で一歩踏み込むなら、次の質問を自分の現場に当ててみてください。
この「品質コスト」の観点を入れると、同じ価格帯でも“操作が簡単でミスが減る機械”や“状態監視ができる機械”の価値が、数字として腹落ちしやすくなります。
そして結局、籾乾燥機の価格は「購入費」ではなく「毎年の収穫期を事故なく回すための保険料」として説明できたとき、社内(上司)にも通りやすい投資判断になります。

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