クローラ運搬車 中古 価格 相場 選び方

クローラ運搬車の中古を探すとき、価格相場の見方から現物チェック、クローラ寿命の判断、購入後の事故予防までを現場目線で整理します。損しない選び方は何から始めますか?

クローラ運搬車 中古 選び方

クローラ運搬車 中古で失敗しない要点
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まずは用途と積載量

小型200〜400kg・大型500kg以上など、圃場条件と運ぶ物で最適が変わります。

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現物は足回り優先で点検

クローラのひび割れ・テンション・泥噛み、オイル漏れ、整備履歴の有無が費用を左右します。

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相場は「状態×取引場所」

オークション平均や最高値/最安値も確認し、修理費込みの総額で判断します。

クローラ運搬車 中古 価格 相場の見方


中古のクローラ運搬車は、同じ「積載量クラス」に見えても、足回り(クローラ)と油圧系の状態で総額が大きく変わります。特に中古は「本体価格」よりも「購入後に出る整備費」の振れ幅が大きいので、相場は“本体+想定修理費”で見るのが安全です。
相場確認の現実的なやり方は、販売店の掲載価格だけでなく、オークション等の「落札相場」も併用することです。Yahoo!オークションの過去データでは、「クローラ運搬車」の過去120日で約209件の平均落札価格が約110,499円と表示され、同じく「クローラー 運搬車 中古」検索では過去180日で最安6,600円・平均139,202円・最高1,980,000円のレンジが確認できます。つまり、相場は“平均値”より“レンジ”が重要で、極端に安い個体には理由がある前提で見た方が失敗が減ります。auctions.yahoo+1​
価格のブレを生む主因は、だいたい次の3つです。


  • クローラ(ゴム)と足回りの消耗(交換時期が近いと実質高い)
  • 油圧ダンプ・油圧リフトダンプ等のオプションの有無(作業効率が変わる)
  • 乗用/歩行、小回り、保管環境など“使われ方”の差

特に「油圧ダンプ」「油圧リフトダンプ」は、堆肥・土砂の荷下ろし頻度が高い現場ほど価値が出ます。油圧ダンプは荷台を傾けて素早く降ろせて、油圧リフトダンプは荷台が水平に持ち上がるため、積み替えの水平移動ができ、腰と時間の負担を減らします。


参考)建機の購入入門 【中古車の選び方】

相場を見るときの小技として、「同じ機種でも“引き取り条件”で実質価格が変わる」点も押さえておくと、交渉で損をしにくいです。たとえば、個人売買やオークションは本体が安く見えても、引き取りに軽トラ+ラダー+固定具が必要だったり、遠方なら運送手配が発生します。結果として“安いはずが高い”が起きやすいので、見積り時点で「搬送費」「整備費」「消耗品交換」を同じ土俵に並べてください。


クローラ運搬車 中古 点検のチェックリスト

中古の現物確認は、見た目のきれいさより「動く・止まる・漏れない・割れていない」を優先します。運搬車は泥・草・堆肥など過酷な環境で使われやすく、外装がきれいでも内部に泥が残っている個体があるため、可能なら下回りまで覗くのが基本です。
まず、足回り(クローラ周辺)で見たいポイントです。


  • ゴムのひび割れ、欠け、端のささくれ(交換が近いサイン)
  • 泥の噛み込み、ローラー周りの異音、偏摩耗
  • テンション(張り)が極端にきつい/ゆるい(調整して誤魔化している個体もある)

次に、エンジン・駆動・油圧まわりです。


  • エンジン始動性、アイドリングの安定、白煙/黒煙の癖
  • 前進・後進の切替がスムーズか(大型は前後どちらも前進できる構造が多い)
  • 油圧ダンプがあるなら、上げ下げが遅くないか/途中で止まらないか
  • オイル漏れ(特に油圧シリンダー周辺、ホース接続部)

中古選びで地味に効くのが「整備履歴の考え方」です。建機の中古選びの一般論としても、アワメーター(稼働時間)だけでなく、グリスアップ、オイル、エレメント交換などの整備がきちんと行われていたかが重要とされています。運搬車でも同様で、稼働時間が少なくても“放置劣化”は起きるので、整備状況が説明できる売り手は評価を上げてよいです。

チェックを効率化するための、現場向けの簡易表も置いておきます。



























確認箇所 見るポイント 見落としやすい地雷
クローラ ひび割れ・欠け・テンション 保管劣化で硬化しているのに溝が残って見える
油圧 ダンプ動作・漏れ・ホース亀裂 暖まると漏れが出る(短時間試運転では出ない)
荷台 歪み・溶接痕・サビ ダンプ多用で荷台付け根が疲労している
操作系 前後進切替・ブレーキ・旋回 重負荷時だけ滑る(空荷で分からない)

可能なら「少し重いものを載せた状態で、低速で旋回→停止→再発進」を試すと、駆動の弱りが出やすいです。購入前の短時間で全ては分からないので、“壊れたら痛い順に潰す”のがコツになります。


クローラ運搬車 中古 積載量とオプションの選び方

中古選びの起点は「どこで、何を、どれだけ、何回運ぶか」です。クローラ運搬車は圃場の状態が悪い場所や傾斜でも使えるのが強みですが、公道は走れないため、圃場間の移動があるならホイールタイプとの比較が必要になります。
積載量の目安として、クローラ運搬車は小型(200〜400kg程度)と大型(500kg以上)に分類される説明が一般的です。小型は手押し歩行タイプが多く、小回りが利くため、不整地・あぜ道・ハウス内など狭い場所で強く、米やもみ袋、堆肥、土砂などに向きます。大型は乗用タイプが多く、前後どちら向きでも前進できる設計のものもあり、Uターンしにくい現場や斜面で効率が上がります。

オプションの考え方は「作業を減らす機能=中古でも価値が落ちにくい」が基本です。


  • 油圧ダンプ:堆肥・土砂を一気に降ろしたい現場向き(スコップ作業を減らす)​
  • 油圧リフトダンプ:水平移動で積み替えが楽(段差のある場所、パレット/コンテナ運用に強い)​
  • 立ち乗りステップ:移動回数が多い現場で疲労が減る(ただし安全運用が前提)agri.mynavi+1​

ここで意外と見落とされがちなのが、「大きすぎる機械のコスト」です。運搬車はサイズが大きいほど馬力が上がり価格も上がり、保管スペースも必要になります。さらにエンジン機械なので、手入れや保管を怠ると寿命が縮むため、“扱いきれる大きさ”で選ぶのが結局いちばん安くつきます。


参考)運搬車の正しい選び方と使い方、教えます!|マイナビ農業

つまり中古は「未来の作業設計」から逆算すると当たりを引きやすいです。今の困りごと(ぬかるみ、傾斜、ハウスの狭さ、堆肥の荷下ろし)を紙に書き出し、それに効く積載量とオプションだけに絞り込むと、相場の中でも狙うべき個体が明確になります。


クローラ運搬車 中古 ゴムクローラ寿命と保管

中古で最も読みにくいのが、ゴムクローラの“残り寿命”です。表面の溝が残っていても、直射日光や雨ざらしで硬化・ひび割れが進むことがあり、圃場で急に裂けると作業が止まります。保管条件が悪い個体は、稼働時間が少なくても注意が必要です。
寿命の目安については、情報源で幅があります。ゴムクローラ専門メディア側では、事故防止の観点から「5〜7年を目安に交換をメーカーでも推奨」とする説明があり、保管時は泥を落としてテンションを緩め、直射日光や雨を避け、数ヶ月に一度は足回りを回転してフラットにする、といった具体策が挙げられています。


参考)ゴムクローラーを長持ちさせるために〜メンテナンスのポイント〜…

一方で、別の解説では「メーカーの推奨使用期間は一般的に3〜5年」とされ、長期間使用しない場合は張りを緩め、直射日光を避けて風通しの良い場所で保管する重要性が述べられています。


参考)ゴムクローラーの寿命はどのくらい?最適な交換時期と正しい処分…

この差は「使用環境(砕石・アスファルト・段差・急旋回)」「年間稼働時間」「保管」「張り調整」で寿命が変わるからで、購入時は“年数”より“症状”で判断するのが実務的です。


  • ひび割れが深い/欠けが進行:交換前提で価格交渉
  • 側面が硬く白っぽい:紫外線劣化の疑い、保管状況を確認
  • テンションが強すぎ:摩耗が早い運用だった可能性

中古購入後に寿命を伸ばすには、「使った後の洗車」「グリス補充」「屋根のある風通しの良い場所で保管」が効きます。特にクローラタイプは直射日光に当てた状態で保管するとゴムが劣化して裂けるリスクがある、という注意点が明記されています。

クローラ運搬車 中古 独自視点の事故予防と段差対策

検索上位の記事は「選び方」「種類」「相場」に寄りがちですが、現場で痛いのは“事故とヒヤリハット”です。中古はとくにブレーキや旋回が新品よりシビアなので、導入直後の使い方で安全性と寿命が決まりやすい、と認識しておくと運用が安定します。
まず、基本の事故予防は「過積載しない」「斜面は垂直に進む」です。運搬車はモデルごとに積載量が決まっており、過積載は破損や転倒の危険があるため厳守が推奨されています。またクローラは傾斜に強い一方、斜面に対して斜めに進むとバランスを崩して転倒しやすいので、斜面に対して垂直に進む、という注意点が具体的に示されています。

ここで「あまり知られていないけど効く」対策が、段差を“作らない”ことです。クローラは段差に弱いというデメリットがあるため、圃場の出入口やハウス入口のわずかな段差でも、毎回同じ場所を通ると掘れて段差が成長します。段差が育つと、荷が軽い日でもガクッと揺れて荷崩れや転倒リスクが上がり、クローラにも衝撃が入って寿命を縮めます。

段差対策は大掛かりな工事でなくても改善できます。


  • 入口の踏み固め+砕石の補填で“段差の芯”を消す
  • 走行ラインを固定しない(同じ轍を育てない)
  • 荷台の重心を前寄りにしすぎない(前が刺さると段差を作る)
  • 1人作業を避け、少なくとも導入直後は2人以上で運用する(万一の対処)​

中古は“機械の個体差”以上に“現場のクセ”がトラブルを作ります。買ったあと1〜2週間だけでも、危ない場所(斜面、段差、ぬかるみ、狭い切り返し)をリスト化して、現場側を軽く整えると、修理費と事故リスクの両方が下がります。


クローラ運搬車の種類(クローラ/ホイール、公道可否、オプション)と使い方の注意点がまとまっている参考リンク。
運搬車の正しい選び方と使い方、教えます!|マイナビ農業
ゴムクローラーを長持ちさせる保管(泥落とし、テンションを緩める、直射日光回避、定期回転)と交換目安が具体的な参考リンク。
ゴムクローラーを長持ちさせるために〜メンテナンスのポイント〜…
中古相場(落札平均・件数・レンジ)を“数字で”掴むための参考リンク。
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E9%81%8B%E6%90%AC%E8%BB%8A/0/




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