ヤンマー草刈機価格を調べると、まず候補に上がりやすいのがコンパクトハンマーモアのYWシリーズです。公式にメーカー希望小売価格が掲載されているため、相見積りの基準(いわゆる“定規”)として使えます。
価格の目安(10%税込)は以下の通りです。現場で迷いがちなポイントは「刈幅よりも、始動方式(セル有無)や足回りの仕様」で、日々の取り回しと疲労感が変わり、結果的に“高く感じる/安く感じる”が分かれます。
参考)https://www.yanmar.com/jp/agri/products/cultivator/mowing/yw320h_yw450h_yw490h/price.html
・YW320H(G:ゴムラグタイヤ仕様)257,400円(10%税込)
・YW320H(T:タイヤ仕様)257,400円(10%税込)
・YW450H 257,400円(10%税込)
・YW490H(E:セル付)319,000円(10%税込)
ここで意外に見落とされるのが、「YW320Hは同価格でも足回り仕様が複数ある」点です。湿った畦・柔らかい地面・ぬかるみが多い圃場だと、同じ価格でも“進まない/滑る/芝を剥ぐ”など作業ストレスに差が出やすいので、価格だけでなく仕様欄まで必ず確認してください。
また、公式ページには「一部地域で輸送費等により価格が異なる」旨が明記されています。見積りで数万円ズレることがあるのは不思議ではなく、購入計画では本体価格と別に“納品条件(配送・引取・組立)”をセットで詰めるのが現実的です。
参考)https://www.yanmar.com/jp/agri/products/cultivator/mowing/yw500rc/price.html
危険が伴う法面や、人が入りにくい場所の草刈りで注目されるのがラジコン草刈機です。ヤンマーのYW500RCは、メーカー希望小売価格(10%税込)で約173万円~184万円台と、コンパクトハンマーモアの価格帯とは桁が変わります。
・YW500RC(A)1,732,500円(10%税込)
・YW500RC(AE:セル付)1,842,500円(10%税込)
価格差が大きい理由は単純な“高級品だから”ではなく、遠隔操作による安全確保(人が危険箇所に近づかない)や作業負担の軽減が設計思想の中心にあるためです。つまり、価格を比較する時は「作業時間の短縮」だけでなく「事故リスク低減」という別軸も一緒に評価しないと、正しい判断になりにくいです。
なお、公式ページには「価格及び仕様は2025年9月現在」「予告なく変更」などの注意書きがあります。年度途中で価格や仕様が変わる可能性を前提に、年度予算で動く場合は“いまの価格表を保存して、見積り時点の版を揃える”運用がトラブル回避になります。
参考:価格が地域や輸送費で変わること、価格・仕様が時点情報であること(見積りの前提条件づくり)
https://www.yanmar.com/jp/agri/products/cultivator/mowing/yw500rc/price.html
ヤンマー草刈機価格を「ネットの最安値」だけで追うと失敗しやすいのは、公式に“地域によって輸送費等で価格が異なる”と書かれている通り、現物の納品条件で総額が動くからです。
特に農業現場では、繁忙期の納期・組立調整・初期点検・刃物の扱い説明といった“導入支援”が実質コストを左右します(安く買ったのに初動で止まると損失が大きい)。
見積りを取るときは、最低限この3点を同じ条件で比較するとブレが減ります。公式の注意書きが示す通り、価格は条件で変動し得るため、条件を揃えない比較は危険です。
✅ 比較条件(例)
・本体価格(メーカー希望小売価格からの値引き有無)
・配送費・納品場所・搬入条件(軽トラ引取か、現地納品か)
・オプションや写真掲載仕様の差(掲載写真はオプションを含む場合がある)
ここで“意外に効く”のが、現場の保管環境です。雨ざらし前提だと消耗が早まり、結果として「安く買って高くつく」形になりやすいので、価格交渉より先に保管方法(屋根・カバー・刃部の清掃動線)を整えると投資回収が安定します。
新品価格が明確な機種(YW320H/450H/490H、YW500RCなど)は、逆に言えば“中古の妥当性”も判断しやすいです。例えば新品のメーカー希望小売価格が税込257,400円と分かっていれば、中古がいくらなら整備費込みで得か、線引きがしやすくなります。
ただし、中古は「本体が安い」代わりに、刃物・駆動部・消耗品の交換が前提になりやすく、整備の質で総額が逆転します。相場比較をする場合は、価格だけでなく“出品情報に諸元・整備状況が書かれているか”を重視すると、ハズレを引きにくいです(農機は説明の薄い個体ほどリスクが上がります)。
参考)ヤンマー(YANMAR)の草刈機(刈払機)の種類、価格、性能…
農家向けに現実的な買い方は、次のどれかに寄せると判断が速くなります。公式価格が基準値として使えるため、「基準→乖離→理由」の順にチェックできます。
・新品:繁忙期に止められない、導入支援や保証を重視する。
・中古(整備付き):予算を抑えたいが、最低限の整備と保証は欲しい。
・中古(個人売買):最安を狙えるが、整備と部品調達を自分で回せる人向け。
なお、ネット上には個別店舗の店頭価格なども出ますが、地域・在庫・整備内容で条件が違うため、最終判断は“同条件の見積り”に寄せるのが安全です。
検索上位は「価格一覧」「相場」「型式比較」に寄りがちですが、農業従事者にとって現実に効くのは“人の負担”が総費用を変える点です。ラジコン草刈機のように危険箇所から作業者を離せる設計は、単なる便利機能ではなく、事故リスクと体力消耗を下げる投資として捉えると、価格の見え方が変わります。
また、夏場の草刈りは熱ストレスが強く、作業ペースが落ちると「燃料・人件費・外注費」まで波及します。ここで“意外なコツ”は、本体価格の安い高回転・長時間作業に寄せるより、圃場を区切って短時間で終わらせる運用(作業計画の工夫)をセットにすることです(機械を替えるだけでは改善しきれないことが多い)。
最後に、公式情報でも「詳しくは取扱店・JAへ相談」と明記されています。価格だけで決めず、現場条件(法面、畦の幅、搬入路、保管場所)を伝えたうえで“適合機種と総額”を詰めると、導入後の後悔が減ります。