テッダー 中古 相場 整備 点検 部品

「テッダー 中古」を検討する農業従事者向けに、価格相場の見方から現物点検、PTO安全、部品調達までを具体化します。失敗しない購入判断に必要な基準は何でしょうか?

テッダー 中古 点検 整備 相場

テッダー 中古で失敗しない要点
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相場は「状態×部品」で見る

落札相場などの数字は入口で、最終的にはタイン(爪)やベアリング等の消耗と部品供給で総額が変わります。

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点検はPTO周りが最重要

ジョイント固定・抜け止め・防護カバーの復旧など、安全と故障予防に直結する箇所から確認します。

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取扱説明書と部品表で詰める

型式から取説・部品表が引けるメーカーもあり、供給期限(生産中止後10年の扱い等)も含めて購入前に見極めます。

テッダー 中古 相場 価格 落札


中古テッダーの「相場」を調べるときは、まずオークション等の落札データで現実の取引レンジを把握するのが近道です。たとえばYahoo!オークションの「牧草」カテゴリの過去データでは、平均落札価格が約163,500円という表示があり、まずはこのあたりが“入口の目安”になります。とはいえ、これはテッダー単体に限らず関連機械も混ざり得るため、「同じ型式・同じ幅・同じ爪数」まで寄せて見ないとブレる点は注意が必要です。価格の安さだけで飛びつくと、輸送費・整備費・消耗部品代で簡単に逆転します。


相場チェックでやることは、次の3点に絞ると判断が速くなります。


  • 「同一メーカー・同一シリーズ」で絞った平均感の把握(落札履歴で現実価格を見る)
  • 付属品の有無(PTOジョイント、スタンド、ガード、取説など)
  • 出品写真から“消耗が見える箇所”を先に推定(タイン変形、ローター周り、カバー欠品)

また、落札相場を見るときは「平均」だけに頼らず、極端に安い個体の説明文にも目を通してください。安い理由はだいたい以下のどれかです。


  • 欠品(防護カバーやチェーン、ジョイントなど)
  • 回転部の異音・ガタ(ベアリングやギヤケース側の疑い)
  • 曲がり・振れ(ローターやフレームの歪み)
  • そもそも動作未確認(現地引き取り前提)

参考:相場データの見方(平均落札価格などの表示)
中古取引の平均値を表示し、相場の入口を掴む用途
Yahoo!オークション 「牧草」落札相場・落札価格

テッダー 中古 点検 整備 テスト運転

中古農機全般に共通しますが、購入前は外観だけで判断せず、可能ならテスト運転(動作確認)を最優先にしたほうが安全です。中古農機具の購入ポイントとして「必ずテスト運転」「メンテナンス履歴の確認」などが挙げられており、見た目がきれいでも中身がダメなケースを拾わないための基本線になります。テッダーは“回ってそれっぽく見える”だけでは不十分で、回転部の音・振動・停止時の惰性・グリス切れの兆候まで見ます。


現物点検は、次の順で進めると抜けが減ります。


  • ① 欠品チェック:防護カバー、チェーン、ガード、ジョイント、ピン類
  • ② フレーム・ヒッチ:曲がり、溶接の割れ、ピン穴の偏摩耗
  • ③ 回転部:ローターの振れ、異音、ガタ、オイルにじみ
  • ④ 消耗部:タイン(爪)の摩耗・変形、固定ボルトの固着
  • ⑤ 作動確認:低回転から上げて振動の増え方を見る(可能な範囲で)

整備履歴が出せる個体は、それだけで価値が上がります。オイル交換記録や整備記録が残っていることが多い、という指摘もあり、購入後のトラブル率を下げる材料になります。もし履歴がないなら、売主が「どこをいつ触ったか」を口頭で説明できるかだけでも大きな差です。


参考:中古購入前チェック(テスト運転・整備履歴など)
中古農機具の購入前に確認すべきポイントがまとまっている
からさわ農機【プロが解説】中古農機具で失敗しない!購入前に確認すべきポイント

テッダー 中古 PTO ジョイント カバー 安全

テッダー中古で“最初に潰すべきリスク”は、実は性能より安全面です。PTO伝導軸は高速回転し、巻き込み事故が致命傷になり得るため、カバー欠品やチェーン未固定は価格以前にアウトと考えるのが無難です。農林水産省系資料でも、PTO伝導軸との連結を確実に行い、ピンの抜け止めを忘れないこと、外した安全カバーは必ず装着すること、自在継ぎ手カバーの回り止めも確実に行うことが注意事項として示されています。


中古でありがちな“危ない状態”は、次のパターンです。


  • 防護カバーが割れている/外したまま
  • ジョイントの回り止めチェーンが切れている(結果、カバーが回って意味が薄れる)
  • ノックピンやトメピンの抜け止めが無い(現場で代用品運用されがち)
  • PTO軸の長さが合っていない(最短時の突き上げ・最長時の抜けのリスク)

実務的には、取説の安全注意を“チェックリスト化”して現物に当てるのがいちばん確実です。たとえばメーカー取説には、点検時は駐車ブレーキ・エンジン停止・PTO動力遮断を確認することや、外した防護カバーを必ず元に戻すこと等が明記されています。中古購入時点で「安全カバーが揃っているか」「固定方法が機能しているか」を確認し、欠けているなら“購入後に必ず交換して総額に入れる”のが現実的です。


参考:PTOや安全カバーの注意(農水の留意事項)
PTO連結の確実化、抜け止め、安全カバー装着などの注意点
農林水産省:個別農業機械別留意事項(PTO等)
参考:取説にある安全・点検の記載例(防護カバー復旧など)
点検時のエンジン停止・PTO遮断、防護カバーの復旧などの記載が確認できる
(例)作業機取扱説明書PDF

テッダー 中古 部品 供給 型式 取扱説明書

中古テッダーで“意外と効く”のが、部品供給と取扱説明書(部品表含む)の入手性です。メーカーによっては、Web上で型式から部品表/取扱説明書を公開しており、ネームプレート記載の「部品供給型式」が同一なら該当資料を参照できる、といった運用が示されています。さらに重要なのは、IHIアグリテックの案内にある「生産中止後10年を経過した製品については、部品供給を基本的に中止し、供給は在庫部品のみ」という考え方で、古い中古ほど“直したくても部品が出ない”リスクが増えます。


購入前にやるべき確認は、次の通りです。


  • ネームプレートの型式・号機・部品供給型式を写真で確保
  • その型式で「取説PDFが落とせるか」「部品表が引けるか」を検索
  • 消耗品(タイン/爪、ボルト類、ベアリング周辺)の入手経路を見つけておく
  • 欠品がある場合、純正・社外・中古流通のどれで埋めるか決めておく

ここで、独自視点として強調したいのが「消耗品は“純正しかない”と思い込まない」ことです。テッダー用タイン(爪)は消耗品で交換が多い一方、純正だと高額になりやすく、同寸法で取付可能な社外部品がある旨を部品販売側が説明している例もあります。中古本体が安くても、爪一式交換で総額が跳ねるケースは現場でよくあるので、「本体価格+爪+ベアリング周り+輸送」の合算で比較すると判断を誤りにくいです。


参考:部品表・取説の検索と部品供給(生産中止後10年等)
型式検索や部品供給の考え方(生産中止後10年で基本供給中止など)
IHIアグリテック:スター製品 部品表/取扱説明書
参考:テッダー用タイン(爪)が消耗品で、社外品という選択肢がある話
純正が高額になりがちで、同寸法で取付可能な社外部品がある旨の説明
テッダー用タイン(IHISTAR等)部品の話

テッダー 中古 反転 乾燥 段取り(独自視点)

中古テッダー選びで検索上位が触れにくいのが、「作業設計(段取り)」まで含めた適合です。同じテッダーでも、圃場の形、枕地の取り方、乾燥の狙い(反転頻度)、作業時間帯(朝露が残るか)で“欲しい機械の性格”が変わります。ここを外すと、機械が悪いのではなく運用が噛み合わず、結果として中古選びが失敗に見えます。


段取り視点で確認したいポイントは次の通りです。


  • 反転回数を増やす前提なら「壊れにくい回転部(ガタの少なさ)」を優先
  • 乾燥を急ぐほど、爪の状態が品質に直結(摩耗・曲がりで草が寄る/飛ぶ)
  • 圃場が小さい・不整形なら、枕地での取り回しや作業幅がストレス要因になる
  • 共同利用(複数人が触る)なら、安全カバーとピン類の“欠品しにくさ”が重要

特に共同利用では「安全装置はいつか誰かが外す」前提で、外しても戻せる仕組み(チェーン、固定金具、ピンの規格統一)まで含めて整えると事故リスクが下がります。PTOカバーは消耗・破損しやすい部位で、破損したら交換して安全に作業すべき、という部品販売側の注意喚起もあるため、購入直後に“消耗品として交換”を計画に入れると現場が荒れません。


参考:PTOカバーは消耗しやすく、破損時は交換を促す説明
巻き込み事故の危険や、カバー交換・装着の重要性が書かれている
PTOジョイントカバー(注意喚起と交換の考え方)




量子化学―化学結合論を中心として (1973年)