マルチ回収機 w-12a みのる産業 エンジン 作業速度

マルチ回収機 w-12aの特徴、仕様、作業のコツ、処分までを現場目線で整理し、失敗しやすいポイントも深掘りします。作業時間と負担を減らす導入判断、できていますか?

マルチ回収機 w-12a

マルチ回収機 w-12aで押さえる要点
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自走の仕組みと得意条件

マルチを巻き取る力で前進するタイプなので、畝端などマルチが無い場所では止まりやすい前提で段取りを組む。

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土・残さを落として巻く

振動装置で土や作物クズを落としながら巻き取るため、回収後の運搬・処分の手間を減らしやすい。

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産業廃棄物としての処理

使用済みマルチは産業廃棄物扱いになり得るため、自治体や処理業者ルールに沿った分別・搬出計画が必須。

マルチ回収機 w-12a の特徴 みのる産業


マルチ回収機 w-12a は、マルチを「剥ぎ取りながら同時に巻き取る」ことで、手作業の重労働になりがちな回収工程を省力化する狙いの機械です。
現場で効いてくるのは、単に巻き取るだけでなく、マルチ上の土や残菜を振動装置で落としながら巻き取る設計により、巻き取りロールが「無駄に重くなりにくい」点です。
巻き取ったマルチを本機から簡単に取り外せる点も、回収→運搬→一時保管の流れを止めにくくし、作業の段取りを組みやすくします。
ここで、導入前に誤解されやすいのが「エンジン付き=自走で勝手に進む」イメージです。w-12aは“マルチを巻き取る力で前進する”タイプで、畝の途中は進みやすい一方、畝端などマルチの無い所に来ると走行が停止する前提で運用します。


参考)https://www.agri-style.com/common/photo/kcfinder/files/W-12A%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E5%9B%9E%E5%8F%8E%E6%A9%9F%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7240208.pdf

つまり、畝端の処理(引っ掛け・立ち上げ・切り替え)を誰が、どのタイミングでやるかまで含めて、作業手順を決めておくと失敗が減ります。

作業性に直結する特徴として、従来機(W-1A)より重心が低く安定した作業が行える、という説明も出ています。


参考)マルチ回収機

傾斜圃場や不整地での「ヒヤリ」を減らす方向性の設計なので、導入時は圃場条件(うね間の凹凸、畦畔の出入り、旋回スペース)と合わせて評価するのが合理的です。

マルチ回収機 w-12a 仕様 作業速度

購入検討で最も質問が多いのは、対応できるマルチ幅と、1日でどれくらい進むか(作業速度)です。w-12a系の仕様例として、巻取可能マルチ幅が950mm、連続巻取可能マルチ長が50~300m、作業速度が0.7m/秒といった数値が提示されています。
機体寸法としては全長1740mm・最大幅1130mm・全高1110mm、重量58kgなどが挙げられており、軽トラ積み込みや格納場所の確保を検討する際の基準になります。
また、エンジンはホンダGX35(35cc、最大出力1.2kW/7000rpm、燃料タンク0.65L)といった仕様例が示されているため、燃料補給の頻度や始動性(リコイル)も含め、運用イメージを作れます。
数値を“現場の感覚”に落とすと、作業速度0.7m/秒は、1分で約42m進む計算です(条件が揃えば、という意味で)。


参考)みのる産業 W-12B マルチ回収機 ウエダ金物【公式サイト…

ただし、実作業では「畝端処理」「途中での絡み・切れ」「土の付着」「残さ量」「圃場の湿り」で止まる時間が支配的になり、速度スペック通りに進むとは限りません。

だからこそ、導入時の評価は、速度よりも“止まった時に安全に復帰できるか”“ロール脱着が苦にならないか”“1人作業で回るか”に重点を置くと、購入後の後悔が減ります。agri-style+1​

マルチ回収機 w-12a 振動装置 土 残菜

w-12aの説明で明確に触れられているのが、振動装置によってマルチ上の土や作物クズなどを落としながら剥ぎ取り・巻き取りを行う点です。
この“土落とし”が効く理由は単純で、土が付いたまま巻けば巻くほどロールは重くなり、運搬が辛くなるだけでなく、処理費や受け入れ条件にも影響しやすいからです(泥付きが多いほど扱いにくい)。
実際、農研機構系の資料では、10a分のマルチフィルム重量が使用前で10kg程度でも、回収時には水や土砂の付着で70kg程度に増加した例が示されています。
この数字は、回収機の良し悪し以前に「いつ回収するか」が重量を左右することも示唆します。


参考)https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030681572.pdf

例えば、雨後に土が粘る条件では、振動装置があっても落ち切らない割合が増えやすく、ロールが重くなる→運搬が遅れる→圃場から出せず一時置きが増える、という連鎖が起こりがちです。agriknowledge.affrc+1​
回収を急ぐ事情があっても、可能なら“乾き待ち”の半日~1日で、総作業が軽くなるケースは多いので、作業暦と天気予報を合わせた回収日設定が結果的に得になります。

土落としをさらに効かせるコツは、「剥ぎ取り開始前に、マルチ端部の土寄せを軽く崩しておく」「畝端で無理に引っ張って裂かない(裂けると土を抱き込みやすい)」など、機械に入れる前の下準備に寄っています。

この準備は手間に見えて、絡み・詰まりの復旧回数を減らせるので、結果として省力になります。

マルチ回収機 w-12a 産業廃棄物 処分

意外と見落とされがちですが、使用済みマルチの処理は「回収できたら終わり」ではありません。w-12aのチラシには、回収したマルチフィルムは「産業廃棄物」となり、野焼きや不法投棄は法律で禁止されているため、各自治体の指導に従い適切な処置をするよう注意書きがあります。
この注意書きがある時点で、現場では“処分ルートを先に作る”のが正解です。
回収機導入で回収量が増えると、一時保管量も増えやすいので、保管場所(風で飛ばない、雨水で泥が増えない、搬出しやすい)も含めて、回収前に決めておく必要があります。
処分をスムーズにする実務のポイントは、次の3つです。


✅ 受け入れ条件の確認:泥付きや異物(支柱片、ひも、灌水チューブ)が混ざると断られる場合があるため、処理業者や自治体ルールを事前確認する。

✅ 荷姿の統一:ロールのサイズが揃うと、軽トラ・パレット積み・保管が楽になり、搬出作業が安定する(w-12aはコンパクトなロール状に巻き取る説明がある)。

✅ 作業日に“搬出”まで入れる:回収だけ先行すると、後で大量のロールを動かす二度手間が発生しやすい。agri-style+1​
処分・法令まわりは地域差が大きいので、最終的には市町村の案内も必ず確認してください。


処分や分別の考え方(家庭系・事業系の扱い、相談窓口)を確認する参考。
https://www.env.go.jp/recycle/

マルチ回収機 w-12a 独自視点 巻取り前 乾燥

検索上位の説明は「剥ぎ取りながら巻き取る」「振動装置で土を落とす」「ロールで運搬が楽」になりやすい一方で、現場の差が出るのは“回収前の乾燥”です。
前述の通り、回収時に水と土砂の付着で重量が大きく増える例があるため、回収機の能力を最大化するには「土が乾いて落ちやすい日」を選ぶのが、実は最重要の省力化になります。
この視点は機械の説明文には正面から出にくいのですが、作業者の疲労、軽トラ積載のしやすさ、保管中の悪臭・汚れ、処分時の扱いやすさまで連鎖的に効きます。
乾燥を味方につける具体策は、派手ではないですが効きます。


  • 回収予定の前日に潅水を控える(可能な作型・管理なら)。
  • 雨後すぐに無理をせず、表面が“白っぽく乾いてきた”タイミングを待つ。​
  • 朝露が多い時期は、午前の早い時間を避けて、土とマルチ表面が乾いてから開始する。​

また、w-12aは「畝端などマルチの無い所にくると走行を停止する」前提が示されています。

ここから逆算すると、畝端での段取り(止まる→固定→ロール処理→次の畝へ)を“乾燥した地面でやれる”ほど、足元が安定して安全に作業しやすくなります。

つまり、乾燥は単に軽くなるだけでなく、安全性と復旧性(トラブル時に姿勢を崩さず対処できる)にも直結する、というのが現場目線の結論です。




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