米選機(選別計量機、ライスグレーダー)は、玄米からゴミ・くず米を除きつつ、計量して袋詰めまで一連で進める機械で、省スペース化と省力化に効きます。
構造の要点は「筒状の選別網(網)+スパイラル」で、玄米を通過させて粒径などで分け、選別後に計量タンクで秤量し、設定重量で排出を止めて袋交換する流れです。
種類は大きく回転式と自然流下式があり、現場では回転式が主に採用される、と整理すると話が早いです。
中古選びで“方式”が重要なのは、投入のしやすさ・詰まりやすさ・清掃のしやすさが、扱い方(オペレーション)とセットで効いてくるからです。
また、網目サイズの違いで選別の出方が変わり、購入時に網サイズを選べたり、購入後に交換できる機種もあるため、酒米や麦など粒径が違う用途があるなら最初に想定しておくと後戻りが減ります。
「いまは主食用だけ」でも、将来の転作や委託乾燥調製の受け入れを考える経営なら、網交換の可否は中古の価値を底上げします。
選別計量機は処理能力(1時間あたり)で価格も機種選定も大きく変わり、目安として15~50俵/時程度のレンジが挙げられています。
電源は100Vが多い一方、処理能力が高いものは200Vが一般的とされるため、電源工事の有無を含めて総額で比較するのが現実的です。
中古で「本体は安いが200Vで止まる」ケースは、購入後に気づくと痛いので、現場の分電盤容量・ブレーカー・配線距離を先に確認しておくのが安全です。
処理能力は“最大値”だけで判断すると外しやすく、実際は投入量や玄米の状態(湿度など)で安定運転の上限が変わるため、余裕を持った能力にするほどトラブル率が下がります。
とくに繁忙期に「詰まって止まる」ストレスは、作業の段取り崩れと人件費増に直結するので、経営的には数万円の差より停止回避を優先する判断も合理的です。
“規模に対して大きすぎる機械”は電力・設置スペース・粉じん管理の負担が増えるため、処理能力と作業時間帯(夜間運転の有無)までセットで決めると失敗が減ります。
参考)米の選別計量機とは?仕組みと選び方、おすすめメーカーを紹介 …
中古の現物確認で強く見たいのは、異音・回転落ち・計量誤差の原因になりやすい箇所で、グリス切れ(ベアリング負担・異音の元)や部品摩耗は日々の点検・清掃で兆候が出るとされています。
計量誤差は、ビニール袋の接触、計量設定ミス、計量機のネジずれ等が原因候補として挙げられており、中古では「水平調整ネジ」「計量機のガタ」「0点確認の動作」をその場で再現して確かめるのが堅いです。
動作停止の典型として、ゴミやカスの溜まり、米供給時の停止(掃除口から穀粒を取り出して復帰)などが示されているため、掃除口のアクセス性や残留米の取り出しやすさは“中古の当たり外れ”を分けます。
現場での運用上の注意として、袋を載せる前でも0点確認をする、作業終了後は残留米を取り出して清掃しネズミ・害虫を予防する、といった基本動作が品質と故障率を左右します。
そして意外に効くのが、電圧降下の回避で、延長コードやたこ足配線が原因になりうるとされているため、中古導入時は「コンセントの位置」まで含めてレイアウトを引き直す価値があります。
金網の脱着はケガに注意とされているので、前オーナーの改造や歪みがないか(素手で触りたくなる箇所ほど)慎重に見てください。
参考:選別計量機の仕組み・注意点(0点確認、残留米清掃、電圧降下、計量誤差の原因など)
自動選別計量機の仕組み・特徴とメンテナンス方法|アグリユース
選別計量機の価格感として、処理能力などで差がありつつ「おおむね20万半ば~40万弱」という印象が提示されており、中古検討時はこのレンジを一つの基準にできます。
ただし相場は「本体価格」だけでなく、網の状態、計量部の精度、消耗部品の残寿命、搬入費、電源工事、設置調整(水平出し)まで込みで見ないと、結果的に新品より高くつくことがあります。
また、インバーターなど高精度選別を狙う仕様は価格に跳ねる要因になりうるため、“必要な品質水準(等級・クレーム耐性)”を先に言語化すると、価格の妥当性判断が速くなります。
中古は「整備済み」と書いてあっても整備範囲が店により違うため、できれば次の項目は書面か動画で確認すると安心です。
✅確認したい実務チェック(例)
中古の判断軸としてあまり表に出にくいのが、「計量のばらつきが、後工程とクレーム対応に与えるコスト」です。
計量設定は湿度等を考慮して若干多めに設定する、といった運用上の注意が挙げられており、ここを雑にすると“袋ごとの重量差”が出て、出荷単位の再計量や手直しが発生しやすくなります。
つまり中古で見るべきは、単に動くかどうかではなく「0点確認→計量→排出停止→袋交換」の一連の反復が、現場のテンポで破綻しないかです。
さらに一歩踏み込むなら、メーカーや機種によっては計量履歴をデータとして残し分析できる、と紹介されており、もし該当機能がある中古に出会えたら“現場改善の伸びしろ”になります。
例えば、袋ごとの計量値の傾向が取れれば「特定の時間帯だけ誤差が増える(電圧降下や粉じん付着の兆候)」のような予防保全のタネを作れます。
出荷ミスは一回の損失が大きいので、データ化できる中古は単価が高くても回収できるケースがある、と考えると判断がブレにくくなります。

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