軽トラックを中古で賢くカスタムする方法
この記事でわかること
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パーツ選びとDIY
中古パーツの賢い見極め方から、初心者でも挑戦できるDIYカスタムのコツを解説します。
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費用と価格相場
ベース車両の相場からカスタム内容別の総費用まで、具体的な金額の目安がわかります。
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車検と法律
カスタムした軽トラックが車検に通るか、必要な手続きは何か、法律面の注意点を解説します。
軽トラックカスタム 中古パーツの賢い選び方とDIYのコツ
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中古の軽トラックを自分好みにカスタムする第一歩は、パーツ選びから始まります。新品パーツは高価になりがちですが、中古パーツを賢く利用すれば、費用を大幅に抑えつつ個性的な一台を作り上げることが可能です。特にヤフーオークションなどでは、多種多様な中古カスタムパーツが出品されています 。
中古パーツを選ぶ際の重要なポイントは以下の通りです。
- 状態の確認: 写真だけでなく、商品説明を隅々まで読み、サビや傷、歪みがないかを確認しましょう。特に外装パーツや足回り部品は、安全性に直結するため慎重な判断が求められます。
- 適合車種の確認: 同じ車種でも年式や型式によってパーツの形状が異なる場合があります。自分の軽トラックに適合するか、必ず確認してください。
- 出品者の評価: 信頼できる出品者から購入するために、過去の取引評価やコメントを確認することも大切です。
パーツが手に入ったら、いよいよDIYに挑戦です。初心者でも比較的簡単に挑戦できるカスタムには以下のようなものがあります。
- 内装のドレスアップ: シートカバーやハンドルカバーの交換、フロアマットの変更は、特別な工具も不要で、車内の雰囲気を一新できます 。
- 荷台の保護: 荷台へのゴムマット設置や、あおり(荷台の囲い)の内側に保護カバーを取り付ける作業は、実用性を高める上でおすすめです。
- 簡単な塗装: 小さなパーツや内装パネルなどを、缶スプレーで自分好みの色に塗装するのも面白いでしょう。塗装前には、必ず脱脂(油分を取り除く)作業を行うのがキレイに仕上げるコツです。
DIYでカスタムを行うことで、コストを抑えられるだけでなく、自分の手で作り上げたという愛着も一層深まります。まずは簡単な作業から始めて、徐々にステップアップしていくのが良いでしょう。
軽トラックカスタム 中古ベース車両の価格相場と総費用
カスタムの土台となる中古軽トラックの価格は、年式、走行距離、車両の状態で大きく変動します。一般的な相場としては、15万円から60万円程度が目安となりますが、カスタム済みの車両は100万円を超えることも珍しくありません 。
ベース車両を選ぶ際の注意点として、「カスタム前提であっても、できるだけ状態の良い車両を選ぶ」ことが挙げられます 。傷や凹みが多い車両を安く購入しても、板金や修理費用がかさみ、結果的に高くついてしまう可能性があるためです 。特に仕事で酷使されがちな軽トラックは、荷台のサビや腐食、フレームの状態などを入念にチェックすることが重要です 。
次に、カスタムにかかる費用ですが、これは「どこまでやるか」によって青天井です。以下にカスタム内容別の費用目安をまとめてみました。
| カスタム内容 |
費用目安 |
主な内容 |
| ライトカスタム |
5万円~20万円 |
シートカバー、ハンドル交換、LEDヘッドライト、ステッカーなど |
| ミドルカスタム |
20万円~50万円 |
タイヤ・ホイール交換、リフトアップ(またはローダウン)、マフラー交換、荷台塗装など |
| フルカスタム |
50万円~ |
全塗装、エアロパーツ装着、内装の総張り替え、荷台のハードカーゴ仕様など |
これらの費用に加えて、車両本体価格と、自動車税、自賠責保険、車検費用などの諸経費が必要になります 。例えば、40万円の中古軽トラックを購入し、20万円のミドルカスタムを施した場合、総費用は60万円+諸経費となります。自分の予算と理想のスタイルを天秤にかけ、計画的にカスタムを進めることが成功の鍵です。
軽トラックカスタム 中古で人気の内装・荷台カスタム事例
軽トラックのカスタムは、外装だけでなく内装や荷台にこだわることで、使い勝手と見た目を劇的に向上させることができます。もともとシンプルな内装だからこそ、少し手を加えるだけで大きな変化を楽しめるのが魅力です 。
🚚 人気の内装カスタム
- シート&ハンドル交換: 長時間運転するなら、座り心地の良いシートや握りやすいハンドルへの交換は満足度の高いカスタムです。クラシックなデザインのものや、レーシーな雰囲気のものなど、種類も豊富です。
- 収納スペースの増設: 軽トラックの室内は収納が少ないため、オーバーヘッドコンソールやドアポケットを追加すると格段に便利になります。車中泊を考えるなら、折り畳み式のサイドテーブルなども人気です 。
- メーターの追加: スポーティーな雰囲気を演出したいなら、タコメーター(エンジン回転計)の後付けがおすすめです。比較的簡単に取り付けられる製品も市販されています 。
🛠 人気の荷台カスタム
軽トラックの心臓部ともいえる荷台は、アイデア次第で無限の可能性を秘めています 。
- 荷台保護: まず基本となるのが荷台の保護です。丈夫なゴムマットを敷いたり、傷やサビに強い特殊な塗料(ラプターライナーなど)で塗装したりするのが定番です。
- ハードカーゴ: 最近のトレンドとして、スチール製のパイプフレームを荷台に組む「ハードカーゴ」スタイルが人気です 。キャリアやガードを取り付けることで、見た目がワイルドになるだけでなく、長尺物や多くの荷物を積載できるようになります。キャンプ用品を積んでアウトドアに出かけるスタイルは特に人気です。
- 幌(ほろ)・カバーの設置: 荷物を雨風から守るために、幌やハードカバー(トノカバー)を取り付けるカスタムも実用的です。幌をテント代わりに使うアレンジも可能です 。
これらのカスタムパーツは、専門ショップはもちろん、インターネット通販でも手軽に購入できます。自分の使用目的に合わせて、内装と荷台を機能的かつスタイリッシュに仕上げてみてはいかがでしょうか。
軽トラックの荷台カスタムパーツを専門に扱うメーカーのウェブサイトでは、さらに多様な製品を見ることができます。
HARD CARGO JAPAN - 軽トラック専用パーツメーカーのサイト。キャリアやカバーなど豊富な製品ラインナップを確認できます。
軽トラックカスタム 中古購入後の車検と構造変更の注意点
時間と費用をかけてカスタムした愛車が、車検に通らなかったら元も子もありません。中古のカスタム軽トラックを購入する場合や、自分でカスタムを施す際には、保安基準(道路運送車両法で定められた安全基準)を正しく理解しておく必要があります。
✅ 車検で特に注意すべきカスタムポイント
- タイヤ・ホイールのはみ出し: タイヤやホイールがフェンダー(車体)からはみ出す「ハミタイ」は、原則として認められていません。片側10mm未満のオーバーフェンダー装着で対応できる場合もありますが、注意が必要です。
- リフトアップ・ローダウン: 車高を極端に変えると、ヘッドライトの高さやマフラーの地上高などが保安基準に適合しなくなる可能性があります。特に4cmを超える車高の変更は「構造変更申請」が必要になるケースが多いです。
- 灯火類の色や明るさ: ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプの色や明るさ、点滅回数は細かく定められています。規定外の色(例:青いヘッドライト)や明るすぎる、あるいは暗すぎるランプは車検に通りません。
- マフラー: 社外マフラーに交換する際は、音量が規制値以内であること、そして「保安基準適合品」の証明(JASMA認定プレートなど)があるかを確認しましょう。
📝 「構造変更申請」とは?
車体の寸法(長さ、幅、高さ)や最大積載量、乗車定員などが一定の範囲を超えて変更された場合、運輸支局(車検場)に「構造変更申請」を行い、車検証の記載内容を更新する必要があります。例えば、大幅なリフトアップや、荷台に重量のある固定設備を取り付けた場合などが該当します。
この手続きは複雑な場合もあるため、カスタムショップや整備工場に相談するのが安心です。中古でリフトアップ済みの車両などを購入する際は、すでに構造変更が済んでいるか(公認車両か)を必ず確認しましょう 。安易にネットオークションなどで購入すると、車検に通すために追加で多額の費用がかかるリスクがあります 。
安全に楽しくカスタム軽トラックに乗り続けるために、法律の知識は不可欠です。不明な点は専門家に相談し、適切な手続きを行いましょう。
国土交通省のウェブサイトでは、保安基準に関する詳細な情報を確認できます。
国土交通省 - 道路運送車両の保安基準。カスタムを行う前に一度目を通しておくと役立ちます。
軽トラックカスタム 仕事と趣味で使い分ける意外な活用術
軽トラックはその名の通り「軽自動車」でありながら、強靭なフレーム構造と広い荷台を持つ、非常にユニークな存在です。その特性を活かせば、農業や建設業といった従来の「仕事の道具」としてだけでなく、趣味やライフスタイルを豊かにする最高の相棒にもなり得ます。ここでは、仕事と趣味で軽トラックを賢く使い分ける、意外な活用術をご紹介します。
🚜 仕事でのプロフェッショナルな活用法
- 移動式作業台: 荷台に専用のフレームや作業台を設置すれば、出先での作業効率が格段にアップします。電源を確保するために、サブバッテリーシステムを組む本格的なカスタムも人気です。
- 専門道具の効率的な収納: 農機具や工具など、形が不揃いな道具も、荷台に仕切りや専用ラックを設けることで、安全かつ効率的に運搬できます。あおり(荷台の囲い)を加工して、スコップやハシゴをスマートに固定するアイデアもあります 。
- 移動販売車への変身: 荷台をキッチンカーやコーヒースタンドに改造する例も増えています。保健所の許可など法的なハードルはありますが、低コストで自分の店を持つという夢を叶える手段の一つです。
🏕 趣味を遊びつくすための活用法
- 究極のキャンプマシン: 荷台にテントを積むだけでなく、荷台そのものをベッドスペースにする「トラックキャンパー(トラキャン)」スタイルが注目されています 。ハードカーゴのキャリアにルーフトップテントを設置すれば、車中泊の快適性が飛躍的に向上します。
- バイクや自転車のトランポ: 軽トラックは、オフロードバイクやマウンテンバイクを運ぶ「トランスポーター(トランポ)」としても最適です。専用のラダーレール(積み込み用の橋)を使えば、一人でも簡単に積み下ろしが可能です。
- 釣り仕様のカスタム: 釣り竿を固定するロッドホルダーをキャビンや荷台に取り付けたり、濡れた道具やクーラーボックスを気兼ねなく積めるように荷台を防水加工したりと、釣り好きにはたまらないカスタムが可能です。
このように、軽トラックはカスタム次第で「仕事用」と「趣味用」の顔を自在に使い分けることができます。平日は畑で活躍し、週末はキャンプ場へ繰り出す、そんなデュアルライフを実現できるのが、軽トラックカスタムの最大の魅力と言えるでしょう。
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