ベールラッパー 使い方 フィルム 巻き数 安全 点検

ベールラッパーの使い方を、準備・ラッピング条件・運搬保管・安全点検まで一連で整理します。巻き数や水分の目安、失敗原因と対策も深掘りします。作業品質を上げてロスを減らせますか?

ベールラッパー 使い方

この記事で分かること
現場で迷わない手順

ベール投入〜ラッピング〜排出〜運搬・貯蔵までを、つまずきポイント込みで整理します。

🎯
品質を決める条件

材料水分・ラップの重ね・巻き数(層)・ラッピングまでの時間など、効く条件を数値で解説します。

🛡️
事故とトラブルを防ぐ

PTO・可動部・油圧の基本安全と、フィルム破損やカビの原因を「点検」と「現場の工夫」で潰します。

ベールラッパー 使い方の準備と点検(フィルム・カバー・PTO)


ベールラッパーは「機械が回る」「フィルムが伸びる」「油圧で動く」ので、作業前の点検がそのまま事故予防と仕上がり品質に直結します。特にPTO(動力取り出し)や回転部、カバー類は“少しの緩み”が致命傷になりやすい領域です。取扱説明書でも安全カバーやPTOシャフトカバー等の取り付け点検を強く求めています。
作業前に、最低限ここだけは確認します(機種差があっても基本は共通です)。


・安全カバー類が全て付いているか(外れ・破損・不完全な取り付けがないか)
・フィルムの装着向き、ブレーキ(張り)設定、糊面(粘着面)の当たり方
・カット装置や押さえローラ周りに草くず・泥が噛んでいないか
・ベール受け部(ターンテーブル/リング周辺)に異物がないか
・油圧ホースのにじみ、継手の緩み、作動時の異音
点検のコツは「ラップ品質の不良は、だいたい“最初の一個目”に兆候が出る」ことです。最初の1ベールは“試運転ベール”として、巻き始めの伸び、重ね幅、シワ・たるみ、フィルム切れを観察し、問題が出た時点で設定を戻す方がロスが小さく済みます。ベールラッパーのタイプ(定置式・牽引式・直装式)で作業体系は変わりますが、点検の重要度はどれも変わりません。


参考:ラップサイレージ調製の原理と、ベールラッパーのタイプ比較・作業ポイント(県の技術資料)
https://agrin.jp/documents/709/20021026025948.pdf

ベールラッパー 使い方の手順(梱包→ラッピング→荷下ろし)

手順はシンプルですが、「梱包形状」と「ラッピング開始までの時間」で結果が変わります。技術資料では、ロールベーラでの梱包時にピックアップ位置を左右に動かし、きれいなドラム状に成形することが重要で、成形不良だとフィルムに隙間が生じやすく不良発酵や荷崩れにつながる、とされています。
現場の流れ(ワンマン想定)を、迷いやすいところに注釈付きでまとめます。


  1. ベーラで梱包:左右に振って「肩が張った円筒」にする(片寄りはラップの隙間原因)
  2. 可能な限り早くラッパーへ:梱包後できるだけ早期(目安として12時間以内)にラッピングするのが推奨されています。
  3. ベールをセット:ベール中心がずれていると巻きムラが出るので、落ち着いて位置決め
  4. 巻き数(層)設定:後述の「4層/6層」を基準に決める(長期貯蔵は厚め)
  5. ラッピング実行:重ね幅が乱れる場合、フィルム張り・ローラ汚れ・風の影響を疑う
  6. 荷下ろし:資料でも「フィルムが損傷しないよう細心の注意」と明記されています。

ここで意外に効くのが「現場の順番」です。刈取り→反転→集草→梱包→ラッピング密封→運搬貯蔵までを連続で回す体系にすると、梱包後の待ち時間が減り、結果的に品質ブレとロスが減ります。ラップサイレージは一連の工程を機械化でき、ワンマンオペレーションが可能という利点も整理されています。


ベールラッパー 使い方のフィルム設定(50%重ね・巻き数・色)

ラップの基本は「50%重ね」と「層数」です。栃木県の資料では、ラップフィルムの巻き方は50%重ね巻きで4層以上、流通や長期保存の場合は6層以上としています。
また、技術資料でも通常は50%重ね・2回巻(4層)でよいが、3か月を超えて貯蔵する場合は50%重ね・3回巻(6層)とする、という考え方が示されています。


つまり「すぐ使う(短期)」なら4層、「長く置く・運ぶ・穴リスクが高い」なら6層が基準線になります。


フィルムの色も軽視できません。技術資料では白または淡緑色が内部温度が高まりにくく理想、としつつ、伸び率や糊の付着、伸長回復力などはベールラッパーとのマッチングが重要で、メーカー推奨フィルムが無難とも述べています。


さらに別資料では、白色は黒色より温度が10℃以上低い、という記述もあり、夏場の保管ほど色選びが効いてきます。


参考)https://www.hokuren.or.jp/common/dat/agrpdf/2014_0314/13947857591202260083.pdf

現場での判断を速くするために、巻き数の目安を表に落とします(前提:50%重ね)。


状況 おすすめ 理由
近いうちに給与(短期貯蔵) 4層 通常は50%重ね・4層でよいとされるため。
3か月超の貯蔵、流通・長距離運搬 6層 長期は6層が推奨されるため。
夏場の屋外保管が中心 明るい色(白・淡緑)+層厚め 明るい色は温度が上がりにくいとされ、白は黒より温度が低いとの記述があるため。

ベールラッパー 使い方の失敗原因(カビ・破損・不良発酵)と対策

失敗の多くは「水分」「密封の遅れ」「フィルム破損」に集約されます。技術資料では、材料水分は予乾により50~60%、または30%以下に調整し、30~50%の範囲はカビが発生しやすく廃棄率が高まる、といった注意点が示されています。
さらに、梱包後できるだけ早期(目安として12時間以内)にラッピングする、と明記されています。
フィルム破損は、貯蔵後ではなく「運搬」と「置き場」で起きがちです。資料では運搬はフィルム損傷防止のためベールハンドラーを用いること、損傷した場合は専用パッチで早期補修すること、貯蔵後も定期点検し破損を発見したら早急に補修することが書かれています。


トラブル→原因→対策を、現場で使える形にまとめます。


・カビが出る:水分が“30~50%帯”に入った/巻きが薄い/穴が空いた → 予乾で50~60%へ寄せるか30%以下へ振る、長期は6層、破損は即パッチ補修
・発酵が弱い(酸の立ち上がりが遅い):梱包後の放置が長い → 梱包後12時間以内のラッピングを作業計画に組み込む(レーキ→ベーラ→ラッパーの並びを最短化)
・表面が傷だらけ:運搬具が爪タイプ/地面が荒い → ベールハンドラー使用、荷台にシートを敷く等で接触ダメージを減らす
参考:ラップフィルムの巻き方(50%重ね・4層以上、長期は6層以上)が明記された県マニュアル
https://www.pref.tochigi.lg.jp/g06/gyoseijyoho/documents/2_tochigisai_baimanual.pdf

ベールラッパー 使い方の独自視点(「置き方」と「害獣・防鳥」で穴を減らす)

検索上位は操作手順や巻き数に寄りがちですが、現場で効くのは「どこに、どう置くか」「穴を増やす相手(鳥獣虫)をどう避けるか」です。技術資料では、ラップサイレージは鳥獣虫によって破損されやすく、1個ごとの品質格差も大きい欠点がある、と整理されています。
つまり操作が正しくても、置き場管理が弱いと品質が崩れます。


穴を減らすための“地味だけど効く”ポイントは次の通りです。


・置き場は「排水がよく平坦」:水たまりは底面劣化と穴の誘因になるため、排水のよい平坦地が推奨されています。


・基本は縦置き:資料では縦置きとし、面積制約があれば2段積みまで問題ない、とされています。


防虫剤・鳥獣忌避剤+シート被覆:貯蔵後に底面周囲へ散布し、防鳥と直射日光対策として有色シートで覆う、と具体策が示されています。


・点検は「毎日じゃなくても定期」でいいが、破損は見つけたら即補修:放置するとそこから酸素が入り、1個単位で一気に品質が落ちます(ラップサイレージは個体差が出やすい前提)
また、フィルム色の考え方を置き場と組み合わせると、夏場は「白・淡緑」+「直射を避ける(シート)」で内部温度上昇を抑えやすくなります。白色が黒色より温度が低いという資料もあるため、夏の屋外貯蔵では特に合理的です。




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