ヤンマーコンバイン価格と中古相場の実態!離農品は狙い目?

ヤンマーのコンバインは新品でいくら?中古市場のオークション落札相場や、離農品がお得な理由とは。馬力ごとのメンテナンス費用や、スマート農業機能が価格に見合うかまで徹底解説。あなたの農機具選び、損していませんか?
ヤンマーコンバイン価格のポイント
🚜
新品・中古の価格差

新品は200万円〜2000万円超。中古は平均10〜30万円台だが状態によりピンキリ。

📉
離農品のメリット

使用時間が短くメンテナンス良好な「掘り出し物」が見つかる可能性が高い。

💰
維持費の落とし穴

点検整備に3〜6万円、修理は1時間5,000円〜。安物買いは修理費で損をする恐れも。

ヤンマーのコンバイン価格と相場

最新YHシリーズの新品価格一覧と機能


ヤンマーの最新コンバイン、特にYHシリーズは、小規模農家向けのコンパクトなモデルから、大規模経営を支える高馬力・多機能モデルまで幅広いラインナップが展開されています。新品価格は機能や馬力によって大きく異なりますが、基本的な価格帯を把握しておくことは、予算計画を立てる上で非常に重要です。


まず、小規模から中規模農家によく選ばれる2条刈り・3条刈りのモデルを見てみましょう。これらは取り回しが良く、日本の一般的な圃場サイズに適しています。


一方、大規模営農法人などが導入する大型モデルや、「スマート農業」に対応した高機能モデルは、価格が一桁変わってきます。


  • YH6135 / YH7135(6条・7条刈): これらは138馬力というヤンマー史上最大の出力を誇り、価格は約2,190万円〜2,570万円にも達します。​
  • YH1170(普通型コンバイン): 汎用性の高い普通型は、約1,756万円〜1,944万円(税抜)です。直進アシスト機能などが搭載されており、オペレーターの疲労軽減に大きく貢献します。

    参考)https://www.yanmar.com/jp/agri/products/harvest/combine/yh1170/price.html

ヤンマー コンバイン製品紹介ページ(最新の機能やラインナップを確認)
最新モデルには、単に刈り取るだけでなく、GPSを活用した「直進アシスト」や、収穫量をリアルタイムで計測する機能が含まれていることが多いです。これらの機能は初期投資を押し上げますが、長期的には人件費削減や作業ミスの防止につながるため、価格だけで判断せず「機能対効果」を見極める必要があります。


中古市場のオークション落札相場と離農品の真実

新品価格が高騰する中、多くの農家にとって現実的な選択肢となるのが中古コンバインです。特にヤンマーのコンバインは耐久性が高く、中古市場でも非常に人気があります。しかし、中古相場は「定価」がないため、市場の動向を正しく理解していないと高値掴みをしてしまうリスクがあります。


Yahoo!オークションなどのデータを見ると、ヤンマーコンバインの中古相場の実態が見えてきます。


ここで注目したいキーワードが「離農品」です。離農品とは、農業を引退する農家から手放された機械のことです。これらは中古市場において「狙い目」とされています。


  • 使用時間が短い: 小規模農家が使っていた場合、年式は古くてもアワメーター(稼働時間)が驚くほど少ないことがあります。
  • 保管状態が良い: 納屋で大切に保管され、毎年のメンテナンスもしっかり行われていた個体が多い傾向にあります。
  • 付属品が充実: 取扱説明書や予備の部品などがそのままセットになっていることも珍しくありません。

Yahoo!オークション(現在の出品状況や相場をチェック)
オークションで「離農」というキーワードが含まれる出品は要チェックです。ただし、個人売買に近い形になるため、現状渡しが基本です。「エンジンはかかるが、刈り取り部が動かない」といったトラブルを避けるためにも、出品者の評価や商品説明の「不具合箇所の記載」を徹底的に読み込む必要があります。


馬力別に見るメンテナンス費用と維持費

コンバインは購入して終わりではありません。長く使い続けるためには、毎年のメンテナンスが不可欠です。特にコンバインは構造が複雑で、泥や藁くずが詰まりやすいため、トラクターなどに比べて維持費がかかる傾向にあります。メンテナンス費用は、機体の大きさ(馬力・条数)によって大きく変動します。


一般的な整備工場や農機具店に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。


参考)コンバインのよくある故障の原因と修理方法・費用まとめ

項目 費用相場 備考
基本点検整備 30,000円 〜 65,000円 条数により変動
洗浄 10,000円 〜 機体サイズによる
修理工賃 5,000円 / 1時間 部品代は別途
出張・引取料 実費(距離による) レッカー代など

馬力・条数別の目安

  • 2条刈りクラス: 点検基本料は約30,000円程度です。これにオイル交換やVベルト交換などの消耗品代が加わると、年間5〜10万円程度の維持費を見ておく必要があります。
  • 3条刈りクラス: 点検基本料は約40,000円に上がります。部品も少し大きくなるため、部品代も割高になります。
  • 6条刈り・大型クラス: 点検だけで約65,000円かかります。大型機はクローラー(キャタピラ)の交換費用も高額で、1本あたり数十万円することもあります。

ヤンマー アフターサービス・サポート(純正部品や点検パックの情報)
また、突発的な故障にかかる費用も無視できません。コンバインでよくあるトラブルとその修理費用の目安は以下のようになります。


  • 刈刃の交換: 数万円程度。切れ味が悪くなると藁が詰まりやすくなり、他の故障を誘発します。
  • こぎ胴のトラブル: 脱穀部の詰まりや破損は、重整備になることが多く、工賃だけで数万円〜10万円コースになることもあります。
  • クローラーの破損: 最も高額な修理の一つです。ひび割れを放置して田んぼの中で切れてしまうと、レッカー移動も困難になり、莫大な回収費用がかかるリスクがあります。

「安い中古を買ったが、初年度の整備で50万円かかった」という話は珍しくありません。購入価格だけでなく、向こう数年間の維持費まで計算に入れて機種を選ぶことが、賢い農機具選びの鉄則です。


スマート農業の価格対効果と収量ロス削減のメリット

ヤンマーの最新コンバインには、「スマート農業」に対応した機能が搭載されています。これらは「インテリジェントコンバイン」とも呼ばれ、GPSによる自動操舵や、収穫量のモニタリング機能を持っています。しかし、これらの機能がついたモデルは数百万円単位で価格が跳ね上がります。「高すぎるのではないか?」と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、独自の視点で「価格対効果」を検証します。


結論から言えば、「収量ロスの削減」と「肥料コストの適正化」まで考慮すれば、大規模農家にとって元は取れる可能性が高いと言えます。


ヤンマーの技術レビューによると、従来のコンバインでは、オペレーターが「なんとなく」の勘で調整を行っていたため、気づかないうちに多くの米を田んぼに捨ててしまっている(ロスしている)ケースがありました。


参考)https://www.yanmar.com/jp/about/technology/technical_review/2015/1027_3.html

  • 収量ロスの可視化: スマートコンバインは、脱穀時のロスをリアルタイムでモニターできます。「今、ロスが出ている」と分かれば、すぐに速度を落としたり調整を変えたりできます。これにより、従来は捨てていた数%の収穫物を確保できます。数ヘクタールの規模になれば、この数%は数十俵の差となり、売上に直結します。
  • 圃場ごとのデータ管理: どの田んぼでどれくらい獲れたかがデータとして残ります。これにより、「この田んぼは収量が悪いから、来年は肥料を増やそう(または減らそう)」という具体的な施肥設計が可能になります。
  • 無駄な肥料の削減: 勘に頼った過剰な施肥をやめることで、肥料コストを大幅にカットできる可能性があります。​

ヤンマー スマート農業ソリューション(データ活用による経営改善の事例)
つまり、スマートコンバインの価格差額(プレミアム分)は、単なる「楽をするための代金」ではなく、「今まで見えていなかった損失を取り戻すための投資」と捉えることができます。特に、オペレーターの熟練度に依存せず、誰が乗っても一定のロス低減効果が得られる点は、雇用型の大規模経営においては計り知れないメリットとなります。逆に、小規模で自分がすべて把握できている農家にとっては、オーバースペックによるコスト増になる可能性もあるため、経営規模とのバランスが重要です。


安いコンバインを買う前のチェックポイントと寿命

予算を抑えるために「とにかく安い中古」を探す場合、安物買いの銭失いにならないための厳しい目利きが必要です。ヤンマーのコンバインは丈夫ですが、機械である以上、寿命はあります。ここでは、プロが見ている「致命的な欠陥」を見抜くチェックポイントを解説します。


まず、コンバインの寿命の目安を知っておきましょう。


一般的にコンバインの寿命は「稼働時間 1,000時間」と言われています。これを基準に、アワメーターを確認します。


  • 〜500時間: まだまだ現役。価格が高めでも長く使える可能性大。
  • 500〜800時間: そろそろ大きな部品交換(クローラーやベルト類)が必要になる時期。購入直後に整備費がかかる可能性を考慮すべき。
  • 1,000時間超え: いつ壊れてもおかしくない領域。格安でも、ご自身で修理できる知識がある人向け。

実機確認での必須チェックリスト

  1. クローラー(キャタピラ)の状態:

    ヒビ割れがないか確認してください。特に内側の「芯金(しんがね)」が見えてしまっているものは寿命です。交換には左右で数十万円かかります。中古価格が安くても、これがダメなら購入を見送るべきです。


  2. 下回りのサビと腐食:

    コンバインは泥水の中を走るため、足回りが錆びやすいです。特に「転輪(ローラー)」が錆び付いて固着していないか、手で回るか確認しましょう。ここが固着していると、クローラーがすぐに切れます。


  3. カッター・こぎ胴の摩耗:

    藁を切断するカッターの刃が欠けていないか、脱穀ドラム(こぎ胴)の歯がすり減っていないかを見ます。これらが摩耗していると、作業中に藁が詰まり、地獄を見ることになります。


  4. エンジンの始動性と排気色:

    一発でエンジンがかかるか。黒煙(不完全燃焼)や白煙(オイル上がり・下がり)が出ていないか。エンジンの修理は最も高額になります。


農機具王(中古農機の買取・販売専門店)
また、ヤンマー特有のポイントとして、「UFO(車体水平制御)」などの電子制御機能がついている場合、その動作も確認してください。油圧シリンダーからのオイル漏れはよくあるトラブルです。修理代が高くつくため、動作確認ができない現状渡し品には手を出さないのが無難です。安さの裏には必ず理由があります。「なぜこの価格なのか?」を常に問いかけながら、冷静に判断してください。






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